ことばは、手のようである
トム・アンデルセン 会話哲学の軌跡
「ことばは、手のようである」
ついにこの言葉が出てきました
面白い
というか深まる〜
人にとって言葉とは
その人から発せられる言葉、動き、表情
私の中から出てくる言葉、動き、表情
決して「これ」と言って断定できない
常に変化している
あくまでもこの時この瞬間のもの
と解釈していなくてはいけない
それを意識していたい
そう感じた
私は以前オープンダイアローグのやり取りのシナリオを読んで
“ねんど造形のようだ”と例えたことがある
その形は常に変わっていき止まることはない
その時の形を目で認識することはできるが
次に発せられる言葉により形はどんどん変わっていく
各々のねんどを持ち寄り
対話を重ねる
気付くとねんどの形はきた時の形から変化を遂げている
またそのねんどを持ちかえり
次回に持ち寄る時にはまた新たな形となっている
ねんどは実際には手によって形を変えるが
対話においてはこの場に発せられた言葉により形を変えていく
このようなやり取りを想像し
この本の言葉が私の中にもある事を感じるに至った