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「おんなじことを何度もうたう」雲居ハルカ×藤宮若菜

○展示会場 ティナレンテ(Tina Lente)

展示は昼と夕方の2回見に行った。時間帯によって窓からの光の入り具合が変わって、会場の雰囲気の変化を楽しむことができた。短歌と一緒に小物が展示されていたのもよかったな。行く前はただ短歌が展示されているだけなのかなと思っていたから。短歌の前に立ち、じっくりと読んで、考えて、感じて。とても素敵な展示だった。


○書籍販売 葉ね文庫 (サクラビル1F)
サクラビルの中に入り、しばらくは服屋ばかりある階をうろうろしてビル内の雰囲気を楽しんでから「葉ね文庫」に入る。店内はハルカトミユキの曲(SFみたいだ)が流れていた。本棚に並ぶ色んな歌集を眺めているだけで楽しかった。作品集と歌集を購入。

気に入った歌。

向こう岸行きたいけれど泳ぐってほどでもなくてさようなら夏/雲居ハルカ

夕立に浸されながらしゃがむとき死ぬことがただ懐かしかった/藤宮若菜

『おんなじことを何度もうたう』雲居ハルカ×藤宮若菜

天国に行ってしまった君がいない集合写真に写る僕たち

流れ弾 あなたが海に投げ捨てた指輪でいつか傷つく魚

『クランクアップ』なべとびすこ

ハルカトミユキを好きになってから少しずつ「短歌」の事を考えるようになった。57577に言葉をはめていく。言葉探し、言葉選び、言葉遊びみたいなのが暇つぶしをするにはちょうど良かった。でも短歌の基本やルールを詳しく知っているわけじゃないから、出来のいいものではなかったと思う。ただ57577になった、よし!みたいな。その程度。まだまだ知らないことだらけの短歌の世界。まぁ、少しずつでもいいから、色々調べたり、歌集を読んだりして、気に入る歌と出会えればいいなと思う。「詠む」ことは、ボチボチ程度に。


以下はイベントが行われた中崎町周辺について。

■中崎町
展示を見終わってからは、中崎町をぶらぶら。雑貨屋「はこみっつ」でポストカードを買ったり、「SUNABAギャラリー」で絵を見たり、写真を撮ったり。

展示会場のすぐ近くにあって助かった。
見つけたもの
たくさんの『Y字路』

梅田近くにあるこの辺りはいつも軽く通るぐらいで済ませることが多かった。しっかりと来たのを覚えてるのはライブカメラマンをやっているハヤシマコの個展( photo exhibition 『record』)を見に来たときぐらい。(目当てはGLIM SPANKYとヒグチアイ)

なくなってしまったお店、新しくできたお店、街の移り変わりを散策して感じた。また足を運ぼう。

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