【認知資源の節約】怒りとの向き合い方

 こんにちは、show_ando です。



 認知資源の節約の続きです。次に取り組んだことは、内面からわきおこる「感情」(非言語)とくに「怒り」を抑えることでした。
 今回は、これをテーマに共有します。
 いまどきの言葉なら「アンガー・マネジメント」と呼ぶのでしょうか?
(とはいえ私のアプローチは単純でしたが)


結論

 「『怒る』にも条件がある」ことを知り、むやみに「怒る」ことが減っていきました。2014年ごろ、この条件を満たさないこと(「予想通り」のことに怒っていた)が大半だったので、これを抑えることで「怒り」の大部分が消えていきました。以下、参考にした一節です。

 私たちの情動は、自分の予想していなかったこと=予想外の出来事が起きた時に発生するのです。その予想外の出来事が自分にとって好ましいものであれば喜びになるし、好ましくなければ怒りや悲しみになります。すべての感情は、予想外の出来事によってのみ喚起されるのです。
 「『怒らない』選択法、『怒る』技術」(p.18)

 それでは、怒る条件とはなにか?
 その一つ目は、「相手に過失があり、その過失によって自分に不利益が生じた時」です。
 条件の二つ目は、「その過失が予想外だった時」です。(p.28)

 "予想外"ではなく、"期待外れ"で怒ってしまった時が間違った怒りとなるのです。
 予想とは相手や仕事の状況を加味した上での分析ですが、期待は自分自身の希望的観測であり、ひと言でいえば "自分勝手な妄想"です。(p.32)

「予想通り」なら対策が打てる

 この「怒り」「怒ったこと」への対策は、「怒り」の対象を2種類に分けることから始めました。
 自分でコントロールできることならば、対策を考えて実行する。
 自分でコントロールできないことならば、その受け止め方と考え方を変える。

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GTD 最上級に向けて 9分野(健康、仕事、経済、家庭、社会、人格、学習、娯楽、保守)の私的なプロジ…

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