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「森のエビフライ」問題について
森の中に、こういう「エビフライ」がちょいちょい現れることがあるそうです。
時期的には、主に夏から秋にかけて。ベストシーズンは秋の初めですが、今の時期、冬から春にかけても、「出来立てのエビフライ」を拾うことができると言います。
さて「森のエビフライ」とは…
別名「リスのエビフライ」とも言われています。私は知りませんでしたが、森好き、リス好きの方には結構有名なもののようですね。
森の中を歩いていると、切り株の上や倒木の上に、ちょこんと乗ってる、この「エビフライ」を目にすることがあります。
その正体は何なのか、というと、「アカマツのまつぼっくり」をリスが食べた跡、ということになります。
リスには、自分のお気に入りの場所でまつぼっくりを食べるという習性があります。それは木の枝だったり、倒木の上だったり、まちまちですが、1個見つけたところでは必ずと言っていいほど数個見つけることができるのだそうです。
リスがむしゃむしゃ食べた跡
この「エビフライ」は、リスがまつぼっくりの中にある種を食べたあとの、いわゆる食痕です。
リスがまつぼっくりの鱗片と鱗片の間にある小さな種を食べるために、鱗片のすべてを食いちぎっていたんです。
森の中で、リスは、人知れずまつぼっくりをこのような「エビフライ」へと変えていたわけですね。
こちらの動画でもご覧いただけます。
森には素敵な落とし物がいっぱい
こんな「エビフライ」のほかにも、バラの花にそっくりのまつぼっくり「シダーローズ」というものもあります。
いろいろなカタチ・種類のどんぐりやきれいな鳥の羽など、森の中には素敵な落とし物がいっぱいあるそうですよ。
機会があったら、探しに行きたいと思います。