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自立したクールな姉御 vs 甘え上手な小悪魔!美しくしたたかな昭和の女性像を体現した2人の歌姫!

9月8日放送回のテーマは、大好評の歌姫シリーズ『梓みちよ&奥村チヨ特集』。ゲストの
市川由紀乃さん、丘みどりさん、おかゆさんがそれぞれのヒット曲を次々歌唱し、二人の個性的なアーティストの世界観を見事に再現してくれました。

また、今回のもう一つの見どころは、梓みちよさんと奥村チヨさんという全くタイプの異なる女性観の対比。昭和40年代を中心に活躍した二人の女性の生き様にも想いを馳せて頂きたいと思います。
 
    言いたいことははっきり言う!
     クールな姉御肌・梓みちよ

梓さんのデビューは昭和37年。「こんにちは赤ちゃん」などの国民的歌謡曲から、ジャズやボサノバなど幅広いジャンルを歌いこなす名シンガーであった一方、「11PM」や「新婚さんいらっしゃい」などのテレビ番組の司会も務め、「クールで自立した大人の女性」のオーラがありました。
 
そのイメージ通り、タバコのCMソングにも採用された「よろしかったら」や、あぐらをかいて歌うシーンが印象的だった「二人でお酒を」などがランクイン。昭和51年にヒットした「メランコリー」については、レコーディングの際、作詞を手掛けた吉田拓郎さんに梓さんが放った痛烈な一言を紹介。はっきり物をいう姉御肌的な人柄を表す出来事として、今も語り継がれている逸話です。
 
 あざと可愛い、甘え上手な小悪魔・奥村チヨ
方や、奥村チヨさんは昭和40年にデビューし、「恋の奴隷」や「ごめんネ…ジロー」などヒット曲を連発。和製シルヴィ・バルタンの異名を取り、コケティッシュなルックスと官能的な歌い方で多くの男性を虜にした奥村さんのイメージは、「甘え上手な小悪魔」。今で言うところの「あざと可愛い」タイプと言えるでしょうか。
 
しかし、♪あなた好みの女になりたい♪悪い時はどうぞぶってね♪などセンセーショナルな歌詞が話題となった「恋の奴隷」の大ヒットで、紅白出場の切符を手にするも、歌詞が過激だと言う理由から歌唱曲は「恋泥棒」に変更されることに。あの禁断的な甘い歌声を期待していた男性ファンは、大いに落胆したことでしょう。
 
   今どきの女性たちは何を思う?
歌う曲もキャラクターもまさに真逆のタイプだった梓さんと奥村さんを、今どきの女性たちはどう思うのか?ゲストの市川由紀乃さん、丘みどりさん、おかゆさんで女子トークが盛り上がりました。自分はどちらのタイプか?もしもイメチェンするなら?…など、『今どきの女性の本音』を大いにぶっちゃけ、衝撃的な発言も飛び出しました。
 


そんな「梓みちよ&奥村チヨ特集」は、9月8日(木)よる9時!
梓みちよさんの若手時代のお宝映像、奥村チヨさんご本人の貴重な歌唱映像も大公開します。
どうぞお見逃しなく!
 
ゲスト:市川由紀乃 丘みどり おかゆ
 
構成作家 工藤ひろこ

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