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「本業は?」という質問を気にしなかった中小企業が今、元気な理由〜中小企業経営の多角化の再評価〜
日本っていうものはどうしても「あなたの本業は何ですか?」とかすぐに聞くんですね。「あなたは何屋なのか」みたいな。
一つのことに打ち込み、それで成功する。いや、成功しなくても、ひたすら一つのことに打ち込む姿が美しい、なんて勝手なことをいう人が日本には沢山います。武士の世界ですね。笑
しかし、そんな美的感覚というのは勝手なのですが、結局のところ事業においては残酷なまでに結果が全てなのです。
かつてプロジェクトXという番組がありましたが、無名だけれどもすたら一つのことに打ち込んだ人々が取り上げられましたが、あれも結果として大きな成果となったプロジェクトだから注目されたわけです。つまりは結果があるからこそ評価されるという残酷なまでな事実がそこにあります。
なのに他人は非常に無責任に「本業に打ち込め」「二兎追う者は一兎も得ず」とかいうわけです。しかし、そのような意見に素直に従ってよいことがあるか、という問題です。
○ 今元気な企業は中小企業でもポートフォリオを持つところ
4月5月と狂犬ゼミを開催して、知り合いの会社経営者に何人かでてもらったり、その他の経営的にコロナショックでも経営危機に陥っていない状況にある方々ばかりでした。それは適切なる多角化を平時から取り組んでいたからであり、様々な環境変化への耐性を持っていたからです。
ポートフォリオを組み立てるのは中小企業でも十分にできることであり、今後の変化の激しい社会を前提すれば当然といえます。その実像について具体的に解説します。
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