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やっつけサウンディングなんかやめちまえ

最近、公共施設活用分野では、横浜市周辺から始まった「サウンディング調査」なるものをやる自治体が増加しているのでが、ああいうフォーマット主義はなんなんですかね。何も考えずにみんなやっているからやる、みたいな。しかもさー、コンサル丸投げとか、なめてんの、と思いますわな。不動産に丸投げしている怠惰な地主、空き店舗だらけの商業ビルオーナーみたいなのと同じよ。

そういうクソ思想の問題と共に、実際に全国で乱発することによって全くクソの役にも立たなくなった構造原因と、ガチでやるならこうやれよ、という解決策について語っておきます。

サウンディング調査ってなに?という方は横浜市の資料を見てみてくださいな。これは別に横浜市が悪いとか言いたいのではなく、むしろ先駆者として横浜市はこういう姿勢をつくったのは素晴らしいのですが、結局は悪質なコピーが世の中で展開されて、結果としてサウンディング調査の多くは無効化されていると思っています。

横浜市の公有資産の活用等について、事業検討の段階で民間事業者のアイデアや市場性の有無を、公募による対話で把握します。
また、参入しやすい公募条件の設定を把握するとともに、地域課題や配慮事項を事前に伝えることで、優れた提案を促します。
※「サウンディング(sounding)」:「打診する」「ある事に対する相手の意向や意見を確かめるために、前もって相手に働きかけ、様子をうかがう」の意。

https://www.city.yokohama.lg.jp/business/kyoso/kyosofront/sounding/sounding.html

まあまともな民間事業者だとこんなアイデアや市場性の有無について回答したらいくらもらえるの?とおもうでしょうね。いやいや、アイデアや市場性というノウハウを出す民間事業者はタダ、とりまとめるシンクしないシンクタンクがカネもらう奇っ怪な構造なのです。


◯ アイデアや市場性は民間ノウハウの塊なのわかってる?!

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