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【狂犬ゼミ・動画学習】3日目・なぜ鯖江に企業は投資するのか。withコロナ時代を生き抜く地方のあり方のヒントがそこにあった。

さて、狂犬ゼミの3日目は昨年度お初でお邪魔した鯖江市での取り組みを、エル・コミュニティの竹部さんに登場頂きお話頂きました。

○ 稼ぐまちづくりとしての、企業提携

メガネのまち、オープンデータなどで知られる鯖江市ですが、近年では企業と組んだプロジェクトが多くなっているなと思っていました。そんな取り組みを牽引する地元の民間人たる竹部さんに昨年度お会いしたところ、稼ぐまちが地方を変えるを読んで予算依存ではなく、稼ぐプロジェクトをやらなくてはならないと思い立ち、企業と連携した政策やプログラミングに関する取り組みを発展させてきたというので、その取り組みについて突っ込んでお話を今回話してもらいました。私があれこれと質問しつつ、鯖江市のオープンデータや市民主体によるまちづくりという方針などが組み合わさり可能になっていることを痛感しました。

鯖江市といっても、どこにあるのか、までちゃんと言える人は少ないでしょう。googleマップでみるとこんなところなのです。正直、大都市圏から便利な場所ではありません。そんな立地不利なのに、国内外の企業が協力する。つまりは立地うんぬんではなく、そこの官民がどう企業と向き合っているかというのがポイントになるわけです。

立地を言い訳にして何もしない、と腐っては駄目なのは言うまでもありませんが、それでは企業が立地悪くても興味持つ地域とは何か、行政と民間がそれぞれ何をべきか、ということが見えてきます。

これは今後のコロナショック下でも、その後の段階でも地域振興を加速させていくのにも不可欠な点です。地元経済もさることながら、外の企業の投資も効果的に呼び込んでいくというスタンスは、小さな都市ほど大切になります。そして何より人材育成を通じて、内発型で新たな企業などが生まれてくるところまでいけると、最高ですね。

○ 本編動画 2時間超

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