【10月・LDLレポート】NPO金融の先駆者に学ぶ地域金融の未来
LDLでは各種プロジェクトをパートナーが牽引しながら、アソシエイトが各プロジェクトに参加して様々な展開を行っています。
○ 地域でのデジタルツール活用
LDLで地域でのデジタルツール活用などの内容をまとめているプロジェクトもあるので、それらは適宜以下のマガジンで発信が始まっています。やはりなんでも手作業、手間かけるのがなんぼ、という精神は地域を衰退させる大きな原因に今後ますますなっていきます。
人手不足でもあり、限られた人員で業務を回し、さらに付加価値の高いところをしっかりとっていかなくてはならないからです。
○ 新規プロジェクト、公共資産活用DBなどの可能性
新たにジョイン頂いた西田さんは、地域科学研究所で自治体の各種データ分析やサービス提供をすると共に、公共不動産活用についての取り組みをされています。
より今後これらを進展させるためLDLにジョインされて、これから本格的なプロジェクトを始めていきます。私も本格的に話をきいて、やはり手作業で公共不動産とかを担当が民間に使ってもらうべく動くとかはあまりに膨大すぎて不毛なので、ちゃんとしたデータベースになり、地理情報などともセットで検索しやすい環境になれば、民間提案活用も進むのではないかと思っています。
これらに関心ある方もぜひジョインください。
○ 10月定例は地域金融がテーマ
LDLの10月定例では、合同会社めぐる代表の木村真樹さんを招いて地域金融について議論を行いました。
金融とは文字通り、お金を融通、つまりは必要ない人から、必要な人へ回していくという仕掛けにあります。ある時に活用する先のない資金があるところから、活用したい人のところに届け、またそれが循環して別の人にという連鎖が金融システムの基本です。
そして、それは元々は日本でも地縁など様々なコミュニティ単位で、講や結というカタチで資金を回していたりしました。今の協同組合金融の原始的な姿だったりします。もう少し近代化した後には、各地域の実業家たちが余剰資金を活用して金融システムを地域に作り、今の地銀の原型を形作っています。
より今後は多様なカタチで資金は流れる必要があしているので、地域における中小零細企業の資金調達においても、またNPOやソーシャルセンターも成長しているのでそこへの資金循環が求められています。
この中で地域金融でのファンドの可能性などを検討しているプロジェクトもあり、自身もファンドでの経験をもとにして地方事業なども仕掛けている渡邉さんから報告がありました。
LDLでは多様なプロジェクトを行っています。加入は以下よりお待ちしています。まずはアソシエイトからでも、ぜひ自分が地域で取り組むプロジェクトを題材にオンラインで議論を深めていきたい方はパートナーでの参加をお待ちしています。
○ 12月にはリアルフィールドワークの予定
首都圏の中でも何かと注目をあつめる流山市に12月にフィールドワークにラボメンバーでいこうかという話になっています。流山市の市議会議員さんもラボメンバーというのもありますが、ちょうど流山でのまちづくりの取り組みをされてきた方の取り組みが、今度本になるということもありまして、その帯を書かせて頂くことになったというのもあります。
こちらの取り組み。
だんだんと移動も可能になってきていますので、ラボ関係者などが取り組む先駆的な日本のプロジェクトシーンを訪ねていくというプログラムも強化していこうと思います。
○ 10月レクチャー、議論の動画(約1時間)視聴
今回の木村さんによるレクチャー、ラボメンバーでの議論の模様を冒頭1時間で整理しましたので、ラボの雰囲気などを掴んでいただければと思います。
何より地域における資金循環という非常に重要なテーマでもあるのですが、参加しているラボメンバーでも、やはり日頃お金の流れを意識していない公務員の方などからは、まだまだ理解ができていないという話もありまして、より今後掘り下げたいなと思います。金融入門的なところは基礎知識として持っていないのが日本の義務教育の欠陥なんですよね。ほんと。
ということで、ぜひご覧いただきまして興味ある方はぜひご参加いただければと存じます。
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