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【第四期狂犬ゼミ】お土産モノから、訪ねる目的になる仕掛け作り〜地域産業の黒字化も後押しした飲食店経営と山梨ワインツーリズムの仕掛け人に学ぶ・大木貴之さん〜(レクチャー動画付き)

狂犬ゼミを開催中ですが、前回は山梨で自ら飲食店経営を行いながら、ワインツーリズム企画などを推進してきた大木さんがゲストでした。

大木さんの特徴は自ら甲府で店を始め、地元コンセプトへと進化させ、まだ地元で山梨ワインをしっかり飲ましてくれる店がない時からそれを先駆的に実行。そのうえで、ワインツーリズムの企画の立ち上げを皆で行い、単に山梨言った人のお土産ではなく、ワインがわざわざ山梨に行く理由になるという状況にまで進化させてきたという点です。

いいものを作り出すことは大切ですが、大都市圏の近隣にある山梨にとっては実はそれらのワインを単に売るということだけでなく、現地にすぐにいけるという立地優位の活用は理屈から考えれば不可欠です。しかし、皆忙しく、そのような取り組みは二の次になってしまう。ものづくりに関心がある方であればまさにそういうオマケ的なことは最優先にならないのは当然でもあります。

だからこそ、地元でのチームを作り出し、皆が半信半疑のところにお客様を呼んできて見せることで「論より証拠」で動き出すやり方というのは非常にやはり王道の進め方だなと思います。

以下、見逃した方向けに大木さんのレクチャー動画もつけておきますので、追っかけ学習されたい方はどうぞ。まずは私なりにポイントだと思ったところをまとめます。

○ 地元の人が楽しまなくては、外の人は評価しない

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