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【地域観光と稼ぎ】数時間かけて牧場サウナに行って気づく、自然のマネタイズに必要な掛け算と強みと集積間競争の概念。

取り組む事業などの参考のため、仲間と共に十勝のサウナまちづくりについて巡っています。十勝はセルフロウリュも可能な一定レベルを超えたサウナ集積が非常に分厚く存在しています。サウナパスポートも始まり、集積が高まっています。

昨日だけでも4箇所をめぐりましたが、その中でも帯広市内になく、上士幌に存在する異色の牧場サウナに行ってきたので、そのレポートをさせてもらいます。

同時に、地域観光と稼ぎについて、自然や歴史だけを見せるだけでは正直お金にならないものです。雄大な自然を見るだけ、歴史観光施設を見るだけ、ではとれるお金に限りがあるわけでございます。つまりはそれでは稼ぎにならない。むしろ維持費などトータルで考えると赤字で大盤振る舞いしているだけ、という状態のところも少なく有りません。最近のえぞ財団での対談や、今回の牧場サウナ訪問などで感じたのは、掛け算があれば自然や歴史もマネタイズでき、さらに連泊需要などまで生み出すことで地域観光としての大いに稼ぐことができる。さらに言えば、自然や歴史というものは今から開発してできるものではないので、ここで稼ぎ仕組みで強みが出せると猛烈に強いという特徴もあります。これは我々がヨーロッパ観光などにいく動機と同じですね。

ということで、今回の訪問記を写真と動画でお伝えしながら、そこで得た示唆をまとめてまいります。

○ 帯広から離れること1時間。上士幌へ

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