【AIR】世界中に投資して儲けている国の一員として、私たちが意識すべきこと〜新しい資本主義と所得倍増計画へのシンプルなアプローチ〜

そもそも日本は今、なにで稼いでいるか、知っていますか。それは素材輸入して加工して輸出して稼いでいるのではなく、世界の様々な地域に投資して会社を作り、工場をたて、人を雇って儲けた金を投資に応じて利益を回収していって成り立っています。

「ものづくり大国」なんてスローガンは、昔話しかしないような老人たちのアップデートされていない昭和な日本観から発するものであって、ノスタルジーではあるけど、今の実態に即すものではありません。

○ 今の日本経済モデルでは、労働所得と資本所得を対立させても意味はない

そんな中で、岸田さんがどこまで本気なのか伺いしれないのですが、ブルームバーグなどのメディアが取り上げるアナウンスメントとしては最悪の報道がなされ続けています。誤解だとか色々と国会の予算委員会で答弁されていますが、誤解ならば明瞭にちゃんとした資本主義を徹底する旨を発してほしいですね。

株主がリスクマネーを出してるから相応の配当とかを得るのは当たり前。日本なんてむしろそれが少ない方なのにこんな話したら世界投資家から資金引き上げられるわな。次の成長なんてはなから無理になるわ。／株主還元で成長の果実流出「受け止め考えること重要」https://t.co/0qwKqChTHl

— 木下斉/ Hitoshi Kinoshita (@shoutengai) February 21, 2022