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【ラボ】なぜ道の駅は施設を行政が整備し、指定管理料をもらっても経営難に陥るのか〜乱立する道の駅の経営課題は財務諸表を見よ

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少し私なりの過去のコラム、現状に対する見解をまとめておこうと思います。ラボは今月からスタート、来月から本格始動になっていきます。順次参加可能ですのでぜひどうぞ。

かつてこのようなコラムを書きました。当時は「え、道の駅って公共施設で赤字のところとかたくさんあるの」みたいに受け取られましたね。笑 皆さん牧歌的です。

このコラム書いた後に某省の担当課長さん2人来られたのですが、意味不明なお話で変えられた記憶があります。最後に「商売とかわかる大学の先生を紹介してくれ」と言われてのけぞりました。。。なんで普通にビジネスやっている人じゃいけないんだよ、と。大学の先生だけに教わりたい症候群なのでしょうかね。

さて、その後も道の駅を取り巻く環境も大きく変化しています。かつて成功したと言われた道の駅を経営する公社がとんでもなく大変なことになっていることもあります。間違った多角化で大赤字、肝心の道の駅も収益性がどんどん低下。追加投資を行政がしたのに全く業績回復せずに経営改革対象となっている怖いお話があるので、みていきましょう。

○ 成功事例と言われつつも、実はお荷物会社となっている道の駅を抱える有名公社〜重要なのは評判より「財務諸表」〜

不思議ですよね。ま、そういう予算措置をしているので、すでに道の駅の過当競争は各地で発生しており、人がくる活性化の起爆剤だといった作った道の駅のはずが、人がこないからもっと予算を使って人を集める策を作らなくてはならない、という本末転倒な話が各地で発生しています。

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