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【AIR】豊岡市・温浴施設再生における行政の覚悟と対応〜民間が安心して投資できる地域、できない地域の差〜

さて、先週末は兵庫県豊岡市に行ってきました。

狂犬ゼミナールの初の現地訪問合宿形式です。数人しかこないかなとおもっていたら、結局20名近くに。とはいえ、風通しよく、蜜にならない、かつ市街地からも離れているグランピング施設。そういう意味ではなんだかんだで心理的障壁は低いですね。

過去にもとりあげたこちらのケースなのです。

豊岡市が開発、指定管理者制度で運営していた温浴施設「乙女の湯」が昨年、指定管理者が運営を断念し、閉鎖されていたのですが、そこを民間が買取り、周辺の土地も借りてグランピング施設を併設する温浴施設になったという取り組みが始まっていたので、訪ねてきたのです。稼ぐまち駆け込み寺から接点ができた、キリンジというゲストハウスや宿泊施設の運営を行っている民間企業が仕掛けているものです。

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全国各地で「1億創生でほったけど閉鎖してこまっている温浴施設があるよー」だの、「赤字垂れ流しだけど、地元の反対あるから閉鎖さえできない温浴施設をどうしたらいいのー」みたいなものは沢山あると思います。

そのような中、今回はどのようにして民間に施設を渡したのか、行政側の取り組みについて豊岡市の担当者である大岸さんからお聞きした内容、民間側のキリンジの天川社長の話などを聞いた中から私なりに大切だとおもったポイントを整理します。

○ 指定管理料は支払わないかわり、施設は無償譲渡。募集要項でみる投資誘導のポイント

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