名神大社参拝記その5 播磨国編 & タコ
こんにちは。
あまり人気のない神社ネタですw
今回は、夏の行事コンボが忙しすぎて、頭がパッパラパーになった私が、
と、血迷って急遽決めた明石タコ旅行の行程に、妻がぶっこんで来た播磨の国名神大社巡りです。
今回の行程(一日目)
土日を利用した一泊二日という事で、土曜日にたつの市、宍粟市でお詣りして、日曜日に明石市、神戸市でお詣りして来ました。
宿泊は明石市のタコ(コレがメインなんだけどね)
まずは、新大阪から相生まで、こだまでGO。
相生とか初めて降りるw
当初は相生まで新快速(2時間半)で来る予定だったけど、時間を買うために急遽こだまで。(これが本当に正解だった)
そんでもって、駅前でレンタカーをゲット。この辺は慣れっこ。
平清盛も参拝した 加茂神社
こちらは名神大社ではありませんが、妻の神社レーダーに引っかかったらしく、行程の一番手に。
海のそばの集落にあるんだけど、集落に辿り着くまでにスゴイ細い一本道を進むわけ、「なんだこれ、陸の孤島じゃん。隠された集落か?」とか話しながら行ったんだけど、私が道間違えてただけだったみたい。
帰宅して改めてGoogleマップ見たら全然道間違えてたw
レンタカーのナビのボロイ事よw
すごく由緒のある神社のようで、境内の造りも珍しかったり、馬足の龍、愛の榊などの見所もたくさんありました。
中々辿り着けなかった 中臣印達神社
さて、お次は播磨の国名神大社のひとつ「中臣印達神社」(なかとみいたてじんじゃ)。
とりあえずですね、またナビがやってくれたんですわ。
ぜんぜん辿り着けなかった。
そもそも目的地入力の時点で出てこなかったから、住所で入れてたんよね。
それがマズかったかも・・・
最終的に諦めかけたときに、Googleストリートで予習しておいたのを思い出して、どうにか到着w(ここで大分時間ロスしたかも)
ちょっと改装(修繕?)中だったけど、境内は落ち着いた良い雰囲気だった。
習字がキレイな 粒坐天照神社
播磨三大社の一座。
いいぼにいますあまてらすじんじゃ
読めんよねw
でも「坐」の字が入ってる神社けっこうある。
蜂須賀小六が遷座して、福島正則が本殿造営。
さらに脇坂家が崇敬とは、播磨の国だからか、豊臣家にえらい縁があるな。
ここは拝殿や本殿がすごく古くて立派(変な言い回しだな)な神社でした。
ただ一番印象に残ったのは、
拝殿に習字の秀作が掲示してあって、とても小中学生が書く習字には見えなかった。この地域は習字盛んなのかな。
まさにパワースポット 伊和神社
播磨三大社の二座目。
ここは調べたら駐車場が裏手にあるという事だったので、裏手の駐車場に車を止めて裏から入りました。(実は境内まで車で入れた・・・)
伊和神社は、有名な神社によくある境内というか敷地全体が不思議な空気に包まれているまさにパワースポットと呼べる場所でした。
鳥居をくぐると、一瞬世界線が切り替わったような不思議な感覚があった。
さすが播磨国一宮だけある。
「鶴石」なんかの見所があったり、駐車場が「道の駅いちのみや」なせいか、お詣りされる方も多かった。
おまけですが、駐車場にもなっている「道の駅いちのみや」のシャインマスカットソフトクリームが美味しかったw
行程二日目
宿泊は少し東に戻って、明石に宿泊。
晩ご飯はタコをしっかりと堪能させていただきました。
二日目は、明石観光+播磨三大社の最後、神戸市垂水の海神社。
明石では柿本神社、月照寺、明石城、岩谷神社、船上城本丸跡、寳蔵寺を観て、観光商店街「魚の棚」で明石焼きをいただきました。(ここでもタコw)
時の街 明石いろいろ
明石と言えば、「東経135度の日本標準時子午線」。
という事で、まずは「明石天文科学館」へGO!
・・・
開館時間が1時間後だった・・・。
まあ、待ってまでというほどでもないか。
次行こ、次。
人麻呂の柿本神社
気を取り直して、近くの「柿本神社」に。
ここは、飛鳥時代の歌人 柿本人麻呂を祀った神社です。
人麻呂は明石の詩をたくさん詠んでいるらしく、江戸時代の明石城主の小笠原忠政が人麻呂を崇敬して祀ったらしい。意外と新しいのね。
またあの人 月照寺
柿本神社のお隣に月照寺というお寺があります。
こちらは、弘法大師 空海が開山して(また弘法大師かw)、途中で真言宗から曹洞宗に改宗したとの事。(珍しい)
明治以前までは柿本神社と一体だったそう。
灼熱の明石公園
柿本神社、月照寺を観た後は、明石城跡のある明石公園へ。
神社ーお寺ーお城。
我が家の3大コンテンツですwww
まあ、明石城は櫓と石垣しか残ってないんだけどね。
午前中でもクソ暑い中、家族4人で城址公園をウロウロ。
城址だけあって広く、ランナーの皆さんがいっぱい。
二の丸、本丸、バラ園と見て回る。
しかし暑い…マジで暑い…
隣の球場で高校野球の試合してる。スゴいな…
あまりに暑いので公園内の喫茶店で思わずカキ氷を。。。
身体をクールダウン出来た気がした(冷やしすぎ?
「おしゃたか!」 岩谷神社
対岸の淡路島から移って来られたという岩谷神社。
この神社では「おしゃたか舟神事」という、小さい船の模型を明石の海峡を泳ぎながら渡す珍しい神事があるそうです。
「おしゃたか」って聞いて、家族全員が思い付いたのは
ウチの家族、あんまり頭良くないなwww
御祭神はえびすさんです。
いかにも漁師の神様っぽいな。えびすさん。
本殿の裏手には、「くぐってからお詣りすると願いが叶う」というくぐり鳥居があります。そんなに小さくなかったので、大人でも楽勝でした。
願い叶うといーなぁ。
あるの?ないの?船上城跡
なぜか長男が行程にぶっこんで来た「船上城跡」(ふなげじょうあと)。
かのキリシタン大名 高山右近が築城したお城らしいんだけど、今はなーんも残ってません。
観に行ったんだけど、公園の中に「昔はこんな感じでお城がありました」という地図があるだけ。関連のお寺や神社は残っているものの、肝心のお城のあった形跡はほぼ無し。
長男さあ、なんで、こんなマイナーな見所を挙げてくんねんwww
この後は、「魚の棚」で明石焼きとタコのやわらか煮を堪能して、明石とはお別れ。播磨三大社の最後の一座「海神社」にお詣りするために、山陽電鉄で垂水までGO!
締めは 海神社(わたつみじんじゃ)
播磨三大社の最後の一座は神戸市垂水にある海神社。
駅から歩くんかな~と思ってたら、駅出てすぐだった。
なんなら駅のホームから本殿の裏が見えてたw
御祭神は以下の三座。
播磨三大社の残りの二社は山ん中だったのに、ここは海のそば。
どういうチョイスでこの三社なんだろう。
旅路も終盤だったので、だいぶ疲れていたせいか、海神社はほどほどのお詣りで済ませてしまった。ごめんなさい。
元気があったら五色塚古墳とかにも行きたかったけど、暑すぎ、荷物もある、疲れてるのコンボで諦めました。
またいつか来よう。
というわけで、今回は「播磨三大社」をメインに兵庫県たつの市、宍粟市、明石市、神戸市(垂水)の神社をお詣りしてきました。
この辺りはどこも来たことが無かったので、かなり楽しめました。
好きな戦国時代絡みの神社も多くて良かったです。
ナイスなチョイスしてくれた妻に感謝感謝!
最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
おまけ
今回の本当の目的はタコだったんですけどねw
美味し!