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親子レクリエーション会で「だるまさんが転んだ」をやりました。

分けあって(あんまり無いけど)、町内会で「町内の子ども向けイベントを実施する団体」(よくある青年団みたいな?、以後青年団と呼ぶ。構成メンバーの平均年齢は50くらいだけどw20代なんか居らんw)のをしております。

ウチの町内会(正しくはもう一つ上の組織だけど)でも、何十年と小学校を使っての子ども向けイベントを年2回開催してきました。

春はドッジボールキックベース。秋はソフトボールキックベース

というのがここ十数年(私が関わる前からのはずなので実際はもっと長いかも)の定番でした。
なぜこの3種目だったかというと、

【ドッジボール】は、だいたいの子どもが知っている競技。体育の授業でもやるのであまり説明が要らない。

【 ソフトボールとキックベース】は、「地域の子ども会」として、ソフトとキックの団体が存在しているので、指導できる大人も多く、チームへの勧誘も兼ねて。

この体制は、結構長く続いていたんだけど、近年では近隣に大規模マンションが出来て、低学年(1~3年生)の数が一気に増えた(6年生は3クラスなのに1年生は6クラスみたいな)ので、参加児童の学年割合が低学年に偏り始めた

そうすると、ソフトボールやキックベースなどの競技性のある種目だと、低学年は「ルールを知らない」「打つ・蹴る・投げるが上手に出来ない」などで、スムーズに進行させるのが非常に困難になって来ていた。
(直近では試合形式じゃなくて、打つ蹴るのみのリアル野球盤みたいなこともやってみた)

この様な理由もあって、何年か前から「ソフトやキックじゃなくても良いんじゃないの?」という意見もずっとあった。(当然私の中にも)

でも、一からイベントを企画し直すにはなかなかに労力が掛かるので、躊躇していたんだけど、この春で青年団のメンバー改選があり、ソフトボールやキックベースを指導してるメンバーが青年団に居なくなったので、腹をくくってイベント内容を見直すことにした。

そこで、以前からずっと構想していたあの競技をやることにした。
そう、

だるまさんが転んだ

です。

去年の夏(2023年)、奈良の王寺駅周辺でご飯を食べたときに、見たポスターがコレ。

最初は「なんじゃコレ?今さらだるまさんが転んだとかってw」って思ったけど、帰宅して動画とかも観たら、これがなかなか面白そう。

ルールも単純だし、子どもも大人もすでに知っていそう。
しかも最近は公園で大人数で遊ぶ機会も少ないだろうから、コレを校庭で20~30人同時に、しかも鬼は大人がやってくれるとなると、子ども達も楽しいのではないかと。

青年団のコアメンバーには以前からこの話をちょくちょくしていたので、会議で提案してからは割とすんなり進んだ。
で、「だるまさんが転んだ」だけでは、ちょっと物足りない&いっぺんに全員は無理(当初想定していた参加者数は児童200名、保護者100名)という事で、もう少しやることを増やして以下の内容に。

  • だるまさんが転んだ

  • スーパーボールすくい

  • あめじゃんけん

  • 紙コップ飛行機づくり(工作)

  • 笹の葉短冊飾りつけ

この5つを20~30名ずつを一組くらいで回そうかと。(1、2年生で1部、3~6年生を2部の2部制にしました。各部がそれぞれ児童保護者含めて150名くらいを想定)

当日のレイアウト、人数配分と準備物、タイムテーブルは以下の感じ。

レイアウト(事前案)
人数配分と準備物
タイムテーブル

と、まあ、こんな感じで準備を進めておりました。

が、当日は小雨・・・
雨天中止の予定でしたが、天気予報ですでに小雨~雨が分かっていたので、2日前にレイアウトを以下にして、屋内開催に変更。

屋内開催レイアウト

当日は、学校で利用しているメールサービスで屋内開催を連絡。
小雨なせいか、若干参加者は減りましたね。
児童総数申込約150名→参加約120名。
まあ、こんなもんかな。

急遽変更した割には、流石は百戦錬磨の我らが青年団メンバー。
当日集合したのちは、なんの問題もなくスイスイと準備にかかる。
児童たちも集まり始めて、無事に開会。

各ブースでそれなりに調整しながら、低学年の部、高学年の部ともに無事に怪我人や体調不良者も出ず、無事に終了。(コレが一番重要)
顔見知りの児童には「どうだった~?」「面白かった~?」「次回も来てくれる~?」などと聞いてもおおむね好評だったかな。


各ブースの所感は以下な感じ。

■ だるまさんが転んだ

・体育館の半分をプレイスペースに。
・運営側は、鬼1名、進行係(だるまさんが~いう人)1名、審判(動いたかどうかチェックする人)2名、各自ホイッスルを携帯
・鬼にタッチしたら10秒数える間に逃げる(ほぼほぼ反対側の壁まで逃げる。ま、これは普通のルール)
・アレンジルール「だるまさんが~」に続けて「○○」とポーズを指定して、各自そのポーズをとる(ここは進行係の腕の見せ所、恥ずかしがってはダメ)
・高学年になると、進行係をやりたがるのでさせてみる。子どもの発想でポーズを指定してくれるので楽しい
・鬼役には運動神経の良い人を配置し、児童にガチで逃げさせると盛り上がる
高学年を本気にさせるとかなり盛り上がる
・保護者はなかなか参加してくれない。写真撮ってばかり
・運動場より体育館の方が良いかも。理由としては、運動場はプレイスペースが広すぎて、逃げる範囲が広く捕まりにくいので緊張感がなくなるかも。


■ スーパーボールすくい

・実施自体はお祭りなどの定番なので楽
・ルールは「何個すくっても貰えるのは2個。1個もすくえなくても1個もらえる」とした。その場合、もらう専用のボールを用意しないと、デカいのからなくなるw
・ポイは6号くらいがちょうどよい。4号にすると全然破けない。
・ボールの数が水槽の大きさに比べて少ないと見栄えが悪い。見栄えをよくするには、必要以上のボールが必要。ボールは絶対余るので、次回以降に利用出来る目処を立ててないとツラい。
ボールなどはココで調達。(まわしものじゃないよ)


■ あめじゃんけん

・ルールは以下

・当初は、「勝ったもの総取り、負けるとゼロ」にしてたけど、負けて泣く子が出て来たので、急遽「負けた時は1個だけ貰える」に変更。
・最初は参考サイトのようにやっていたのだけど、途中から長机の左右に並ばせて、全員同時にジャンケン。買ったものだけ残っていく感じにしたら、見える化が進んだせいか大盛り上がりに。

メチャクチャ盛り上がった飴じゃんけん

・進行係の腕の見せ所(今回は天才が居たので助かった)
飴がメッチャ要ります。今回は児童120名で、1200個くらい使った。
飴はココで購入(まわしものじゃないよ)


■ 紙コップひこうき(工作)

・親子で工作して、飛ばす~みたいな。
・作り方は以下

・余裕があれば、色塗りも出来るように。
低学年には小さめの紙コップを用意した方が良いかも(今回、1・2年生が紙コップが大きくて上手に持てずに飛ばせない子が多かった。)
・工作系は保護者も参加しやすい
・紙コップ、輪ゴムはホームセンターで。
・テープカッターも10個買いました。これだけの為に。


■ 笹の葉 飾り付け

・実施が6/30だったので、七夕イベントとして実施。
ダイソーとかで売っている「七夕セット」が便利
・笹の調達が問題。ウチはなぜか学校に自生している(なんで?
・その後どこかに飾っておけるようにすると良いかも

ウチのお店の店頭に飾らせてもらいました

こんな感じで5ブースそこそこ楽しんでもらえました。
イベントとしては一からの企画で、1ヶ月くらい前からはだいぶ気を揉んだんだけど、百戦錬磨のメンバーのおかげもあって、当日はかなりスムーズに。小雨で参加者が少し減ったのも良かったのかも。

とりあえず「1回出来た」というのがかなりの自信になったので、得られたノウハウや反省点を活かして、次回(秋or次年度)は晴天で運動場開催でもそれなりに上手く出来そう。
まずは、「だるまさんが転んだ」「飴じゃんけん」「親子工作」が、「それなりに受ける」のが分かっただけでも大収穫

コロナによる空白の4年間があって、地域行事も運営する側の継承が途絶えちゃったり、参加する側も年代によってはこの様な行事にほぼ未参加の年代があったりして、どこも大変だと思う。
この駄文がどなたかの参考になれば幸いです。


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