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第24回『ルームメイト』

タクテン
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#ラジオ #Shout #オーストラリア #留学
ここでは出会いと別れのスピードがとても早いです。英語学校なんで特に。
毎週月曜日に新入生が入り、毎週金曜日にはクラスメートが卒業して自分たちの国に帰っていきます。

それまでに仲良くならないと今生の別れになることにこの間気づき、最近必死で色んな人と友達になろうとするこの頃です。笑

短い間ですが、ルイスともヨハネスともたくさん思い出を作ることが出来ましたし、色んな話をしました。(別に2人ともまだシドニーだし連絡先も交換したので会えるのですが)

少し2人についてエピソードを紹介します。

オーストラリアに来て初めてできた友達がコロンビア人のルイスでした。学校も同じなので何から何まで彼に教わりました。
そして僕にフィリップという英語名をくれました。

ホームステイを出る時、握手した後こう言ってくれました。

”Bye,Taku!!”

俺の日本語名覚えてたんかい!ってビックリしましたね笑。
以来学校で会った時ももうフィリップと呼ばずにタク!と呼んでくれます。

どういう心境の変化が彼に会ったのかはわかりませんが…。僕としてはルイスがフィリップと呼んでくれないと誰も呼ぶ人がいないので、僕の中でフィリップという人格が死んでしまった気分でした笑。

ヨハネスについて。

ヨハネスはドイツ人のお手本のような落ち着いた30歳でした、…ビーチ狂いな点を除けば。

今日どこ行ったの?って聞いてビーチ以外を答えた時は一回しかありません笑(ちなみにその一回はオペラハウス)

そんな彼を見ているとイケイケなやつかと思ってしまいますが、さっきも書いた通りとても落ち着いた性格をしてます。

ナイトクラブで痛い目に会った次の日、彼にそのことを話すと、
「俺もああいうとこは苦手なんだ。楽しめなくても大丈夫だよ、無理して楽しむ必要はないさ。」
と慰めてくれました。

またある時、部屋にゴキブリが出てパニックになった時、ヨハネスが助けてくれました。

ゴキブリが逃げる隙を与えずに椅子で押しつぶす姿にゲルマン魂を感じました笑。

別れる時はやはり寂しかったですが、握手する時、にっこり笑ってウインクしてくれる、最後までナイスガイな人でした。

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