音声入力のドラゴンスピーチはもう販売も更新してないんだよ!というイライラ
Webライティングの仕事でSEO記事の量産をしているので、使い勝手のいい音声入力ソフトをずっと探している。でも、なかなか見つからなくて正直困っている。
Windows7のときには、ドラゴンスピーチとAmiVoiceというとても優れたソフトを利用することができた。
ドラゴンスピーチは専用エディタだけでなく、ワードやメモ帳、ブラウザへも直接音声で入力することができた。検索ボックスへの音声入力もできて、作業をとても効率的に進められた。
AmiVoiceは入力がとてもなめらかで、気持ちよく入力することができた。ただし、専用エディタでしか入力できずに、書いた文字数がわからないのが難点だったけど、まとめて量を書きたいときには、ドラゴンスピーチよりも重宝した。
どちらも高額なソフトだったけど、両方とも買ってしまった。それでも、十分に元が取れたと思う。
でも、Windows10のパソコンに買い替えた時に、どちらもインストールしてみたが、うまく動作しなかった。どちらもWindows8.1までがサポート対象だったようだ。
Windows7からWindows10に同じパソコンでアップグレードした場合には、そのまま使い続けることもできただろうが、私はアップグレードをしないでサポート終了まで使い続けて、次のパソコンに買い替えた。
今でも、購入したサイトのダウンロードページへ入ると、どちらのソフトもダウンロードできるようだけど、すでにWindows11になっている現在ではさらに動作しない決まっている。
さて、ドラゴンスピーチの販売が終了したのは2014年のことだ。ドラゴンスピーチ販売終了を告げる公式サイトがまだ残っている。
最新版のサポートもWindows7とWindows8.1までで、Windows10以降はサポートされていない。
それなのに、なぜか、音声入力ソフトを紹介する記事の多くでドラゴンスピーチが紹介されている。
ちなみに、個人向けの音声入力ソフトの販売から撤退して、現在は法人向けと医療向けに特化しているAmiVoiceも紹介している記事が多い。
どっちもさ、もう、私は買うことができないんだよ。高額なお金を出して法人契約すればAmiVoiceや、ドラゴンスピーチの後継システムを使うことはできそうだけど、そこまでするなら、手入力でいいやと考えてしまう。
2020年以降の音声入力ツールの紹介記事で、ドラゴンスピーチとAmiVoiceが紹介されていると、正直なところイライラしてしまう。使いたいのに、今は使えないんだよ、ってさ。
普段の文章作成はグーグルドキュメントを使っているから、グーグルの音声入力も使えるんだけど、単語間に謎の半角空白が挿入されるのに耐えられない。
置換から一括削除もできるけど、私が仕事で書いている記事には、英語表記での会社名や人名が入ることもあり、半角空白の一括削除をすると、本来の空白も消えてしまうから、一括削除は使いたくない。
選択した範囲だけ半角空白を削除できるならいいけど、何度か試したがそれはできないらしい。
謎の半角空白を残したままでは納品できないし、その都度消す手間を考えたら、手入力でやっぱりいいや、となってしまう。
他にもいくつかグーグル音声入力をベースにしている音声入力ツールを使ってみたけれども、ベースがグーグルだからやっぱり謎の半角空白が生まれる。
Windows搭載のMicrosoftの音声入力ツールも使ってみたけど、こちらにも謎の半角空白がある。
結局、かつてのドラゴンスピーチ並みの精度で、快適に、正確に、謎の半角空白を挿入することなく、日本語らしい文章で音声入力できるツールは、現在のところないらしい。
そこそこの金額を出していいから、Windows7のドラゴンスピーチ並みの使い勝手の良さで、日本語の音声入力が、快適にできるツールがどこかにないものか。
ジャストシステムのATOKあたりが高精度な音声入力を搭載してくれたら、サブスク料金支払っても喜んで使うんだけどな。
正確な日本語文章作成に使える手頃な音声入力ツールの出現を心から願う今日このごろ。