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「生誕120周年 サルバドール・ダリー天才の秘密ー」(横須賀美術館)

あさイチ横須賀の遠いこと。今日はここでダリを見た後は近くのスーパー銭湯寄って夜は日本橋でコンサート。大移動である。なんでこんなことをするかというと、横須賀美術館は本日なんとかの日で入場料無料! タダより安いものはないが信条の私、この機会を逃してなるものか。

横須賀って初めてきたかな? 家から何本電車を乗り継いだのか。

最後はバスに乗って観音崎へ


美術館まで海辺を散歩
あっちか
ディストピア感

10:00開場の1時間前に到着した。予想はしていたがすでに長蛇の列。タダと聞けば湧いてくる貧乏人め(←お前だよ)

開場してからも混乱を避けるためだろう、ちびちびとしか入場させてくれなかった。入るまでに15分くらい掛かった。

この写真を除いてすべて撮影禁止。ダリは撮影OKな展覧会ってあったかな。

あ、横浜美術館で撮ってた。メインはドガ展だけど常設展で

「踊り子」よく来たよね🩰

今回のシリーズは諸橋近代美術館所蔵品(デ・キリコとこミロとかダリ以外の作品もいくつかあった)。全国巡回している。関東は横須賀だけかな。あそこ冬季は雪で閉館しちゃうのでその間あちこちで出稼ぎするのか。

何度かお邪魔したことがある


その他ダリはあちこちで見てきたが去年の長野の版画は特に印象深い


さて今回はどんなものが?(そんなでもなかった…)

サルバドール・ダリ
《聖三位一体と三司教》
Adoration of The Holy Trinity by Three  Archbishop
1960

最初の方は混んでるのですっ飛ばして先に進んで目に留まった作品。

ポロックみたいな絵の具ぶちまける系の作品。そこまではないか。標題のおかげでかろうじて手前の光点の集まり三つは三司教の人影なんだろうなとわかる(その他はなんだろう?)。こんな抽象画っぽいのも作ってたんだな。前にどこかで見ていたかな。

《庭の少女たち》
Girls in a Garden. Cousin
1919

順路を戻って最初の部屋にあるダリの初期作品。これは初めて見ると思う。

同じキャンバスの裏には別の絵が描いてある。

《リャネの野菜畑》
Vegetable Garden of Es-Llaner Petit
1919

なんで裏表に描いたのかは不明のようだ。まだ売れてなくて無名な画家がお金なくてキャンバスをリサイクルするってのはよく聞くけど。ただ、ダリがちょっと変わっているのは左右でなく上下反転して別の絵を描いている。ま、やっぱり特に意味はないのかも。

「庭の少女たち」は庭木のそばでくつろぐ二人の少女(日本語題にはないが cousin とあるのでいとこなんだろうな )の絵で、右のひとりは縁に腰かけ、左の子は読書でもしているのか。ただ、なんかサーフボードみたいな長い先の丸まった板?を掲げていてなんなんだあれは?

ってかチェンソーマンに見えるな

木漏れ陽の表現とかルノアールっぽく、図柄はセザンヌっぽい。こういうところからダリはスタートしてるのかと興味深かった。

例によってAI生成してみた

チェンソーがちと小さいが🪚

ホンモノのダリの画像はここで見れます


⌚⌚⌚

ここ、地域の美術館にしてはけっこう広い。立地場所の問題なのかケータイの電波の入りがとても悪く往生したが、館内のWi-Fiはとても速かった。

この螺旋階段で屋上に上がることが出来る
展望台になっていて、なかなか絶景がたのしめる
海の先は千葉らしい
自動車運搬船だとか

時に潜水艦も現れるそうだ。

後の山
鷹だか鷲だか鳶だがかいっぱい飛んでた🦅


昼過ぎに出てきたが、変わらず長蛇の列でまだ入場制限かけてた。ってかこれからもっと増えていくのかな。



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