年末湯治2024② 下諏訪の温泉銭湯(菅野温泉・遊泉ハウス児湯)
の続き
二泊三日の湯治も無事済んだ。ここに来る前、すぐに帰るのもなんなので近くにまだ温泉あるかなとリサーチしたところ、下諏訪あたりがよさげだった。茅野駅より電車で向かう。
下諏訪への普通電車まで時間があるので近くの喫茶店兼ケーキ屋さんへ。
アニバーサリーチロル
ショーケースのケーキどれも美しい✨️ 迷った末ケーキセットでコーヒーとサバラン?にした。
で、サバランってなに? おしえてGemini先生!
とのこと。マドレーヌ系かなと思ったら、ブリオッシュパンそのものだった。
フォークで押さえるとジュワ〜っとシロップが染み出してきてたしかに洋酒の香り。初めて食べた。こりゃうまい。
フランスのお菓子って、もうあらかた日本に紹介されたかと思うけどまだまだまだ見ぬ強豪がいる恐るべし。
コーヒーは苦味しっかり温度ぬるくすぐ飲める(褒めてます)。
しかしずいぶん早い時間から開いてるケーキ屋さんだね。モーニングとかないのに。
下諏訪駅に到着
普通電車も観光客でけっこう混んでたね。
菅野温泉
徒歩で事前にチェックしていた温泉銭湯に向かう。
すると、途中の十字路でこんなところを見つけた。
そのそばには温泉公園?
この銭湯全く予定になかったが、なんとなく寄ってみた。今思えば師匠のお導きだったのかも。
中に入ると昔ながらの番台が男湯と女湯の間にあり、おかみさんが座っている。いつかここに座りたいものだ。ここでお金を払うのかな? と聞くと「後ろの券売機で払ってください」とのことだった。
280円だって。東京じゃ街なかの銭湯(まだあるのかな)でももうこんな値段じゃ入れない。
青森の出町温泉みたいな雰囲気。浴室と脱衣所はガラスの引き戸で仕切られる。脱いだものを入れる棚はある笑。
浴室は中央にオヴァール形の浴槽。そのまた中央にある小さな塔の様なものからどくどくと温泉が補充される。掛け流し?わからん。
入ると…熱っ。さっきまでいた唐沢鉱泉の熱湯くらいかな。長湯は出来ないな。無色透明。特に匂いも感じない。ヌルヌルではなくキュキュット系。
壁絵はタイルのモザイク。ただタイルに描いたというのでなく、小さな色付きタイルを組み合わせて点描画にしているほんとのモザイク絵画。描かれているのはヨーロッパの湖畔の風景みたい。帆船が数隻浮かび、沿岸に教会らしきもの。
洗い場は両端に5 ×2=10人分くらい。入口に椅子の用意はあるのだが、持ってくるのがめんどいのかタイル床にベチャッとおしりつけて座っているおじさんがほとんどだった。長野流?
お昼直前だがそこそこ混んでたね。ご近所さんの社交場になってるのかな。一応休憩室あり。丸テーブルと椅子、くたびれたマッサージチェア、ぶら下がり健康器久しぶりに見た笑。
そしてやっぱり休憩室もしっかり寒い(泣)。湯から上がってこのメモを書いていたらすっかり湯冷めした…。さ、次行こ♨️
余談: ↓ここで湯美師匠の新作note記事を読み、(菅野温泉とまでは書かず)下諏訪にいますとコメントしたら、「下諏訪駅近辺だったら菅野温泉がオススメ」とのご指導を賜った。なんというシンクロ率!
次へ向かう。目指すは下諏訪温泉「旦過の湯」。
すると地図に「熱い湯」とか書いてある。うーむ、ゆっくり浸かりたいのに。
改めて以下動画で確認すると
「遊泉ハウス児湯」の方が休憩室とかあっていいかなと変更。両方寄ってもいいんだが朝から温泉四件目になるのでさすがにキツイか。
*上の動画で「三湯めぐりセット」が紹介されているが、今はもう取り扱いがないみたい。9年前の動画だしね。コロナのせいもあったのかな。
遊泉ハウス児湯
券売機の前でどれを買えばいいのかなと思案しているとお店のおねえさんが「初めてですか? せっけんタオル置いてませんけど(かまわぬ)、タオルはお持ちで?(心配ない)、あとここのお湯は熱いので長く入るとのぼせますお気を付けて(は?♨️🔥)」
うーむ、ここも熱いのか…。まあいいや休憩所でゆっくりしよう。ということで「入浴券」と「休憩室利用」の券を購入。「あ、休憩室の券でお風呂も入れるんですよ」そんな気はした。返金してくれたけどね。
休憩室は二階。
そして寒い…。
まずはさっきのTIROLで買ってきたおやつ食べるか。
さて入泉。更衣室はさっきのところと比べてもかなり狭い。ここは日本だが念のため「100円戻りません」と書かれたロッカーに貴重品を入れる。
栄光の No. 17 にした。オータニさん、ぼくの財産を守ってください!(知らんがな?)
*休憩室にもロッカーがあった。もしかしてそこはタダだったかも
熱湯風呂
先ほどここをググって感想をチラッと見たらとにかく「熱い!」に尽きるようだ。大丈夫かな。
まずは掛け湯。「熱いww!」ま、まさか掛け湯の段階から致死熱!! 隣に水道水の樽もあったので埋めながら掛けた。
うーむ、どうしようまずは打たせ湯行こう。街なか銭湯で打たせ湯があるのも珍しいかも。うむ、ここのお湯は大丈夫。多少熱くてもよりマッサージ効果が期待出来る。
そして露天風呂へ。といっても屋外にあるというだけでまわりは完全カバーされ景色は望めない。畳一畳半くらいかな。源泉と思われるお湯が絶えず注ぎ込まれている。触ってみたら激熱だった。でも外気温で冷まされるのか、全体として浴槽の中は適温。泉質はさっきの菅野温泉と同じ感じ。そりゃ近所だから同じ源泉だろうね。ゆっくり出来た。他に人も入ってこなかった。常連さんは物足りないのかな。
そしていよいよ激熱という本丸浴槽へ。なるほど熱いww。まあなんとかしばらくは入っていられる。浴槽はカクカクしたひょうたんみたいな形をしていて、普通は端に行ったらぬるいとかなっているものなのにどこもかしこも熱いwww。さっと入って出てきてしまった。
もう、部屋は寒いのにお風呂は激熱とかどうなってんだ長野県民!?
和菓子 新鶴本店
絵に描いたような観光コース。
塩羊羹が名物らしい。試食させてもらえる。即購入。日持ちしない羊羹って珍しいね。ついでにちっちゃい和菓子も。
あんこが表に出ているのが「鹿の子」。すぐ食べちゃった。白玉もちをつぶあんこで囲んだ感じ。いい豆使ってる。
駅のホームにこんなものがあった。
帰りのあずさけっこう混んでたな。先日の穂高からのはガラガラだったのに。年末東京方面行く人も多いのだろうか。東京経由で東北方面に帰省? 単に東京の人が長野で遊んで帰る?
今年はこれで書き納めかな。皆様よいお年を〜!
See you next year! ♨️