2024GW温泉三昧⑤山梨県立美術館とサドヤワイナリー
番外編である。アートゼロ旅もたまにはいいが、甲府にいるなら山梨県立美術館があるじゃないのとひらめいた。
④で触れた宿からタクシーで10分くらい。
バラ園は満開である。前回来た時は秋バラだったか。
企画展「ベル・エポック美しい時代」
企画展含め残念ながらすべて撮影禁止のようだ。
ベル・エポック。近代化が進んで激動の時代だよね。今回並んでる作品はなんとなくみんなロートレックっぽい画風に見える(意図的に集めたんだろうけど)。ロートレックをみんな模倣したのか、その時代の流行りの画風にロートレックが乗っかったのか。
同時代にはミュシャなんかもいて、ポスター絵がひとつの大きなジャンルになっていた。印刷技術の向上でカラー刷りの絵が街に張り出されるようになる。
古典絵画の時代には、絵画というものは教会にあるような宗教画は除いて大衆がそれ程目にすることもなかっただろうから、当時の人々にとってはとても新鮮に映っただろう。
記念撮影写真用のイス。ほんもの?なんだろうな。せっかくなので触ってみた。
背もたれの部分はジャリジャリしてそば殻でも入ってるみたい。スポンジはもともと自然の海綿体だしこの自体以前からあったんじゃないのかな。クッション的に使うには柔らかすぎた?
そんな中今回の思わぬ収穫は、この後常設展で見た(企画展じゃないのかよ)鈴木美江さん。お父様も高名な日本画家だったらしい。
《春宵》という作品。縞模様の赤いワンピースを着てお花畑に寝そべる若い女性のそばに白い猫。御影石のタイルみたいな背景が日本画家っぽい。お父様の画風と関係あるのかな。
常設展が面白かったので時間がなくなっちゃった。まだいられないこともないけどバスの本数が少なくて逃すわけにもいかない。ここのウリであるミレーの部屋は駆け足に。まあ何度も見ているしね。
サドヤワイナリー訪問
次に向かったのは前回山梨県立美術館に行って甲府駅で偶然見つけたワイナリー。試しにハーフボトルを一本買って後日飲んでみたらこらおいしいわということで再訪を誓っていた。
通販もしてるのだけどせっかく甲府にいるのだから買っていかないと。実は常盤ホテルでもお土産にワイン(一休のダイヤモンド会員特典!)をもらっていてカバンが重いけど。
手頃なおすすめ品を買ってきた。日本のワインは果実味強めが多いけど、これは甘さ控えめやや酸味強めかな。
刺し身なんかにも合うんじゃないか。私はあん肝と合わせたけどw。
ワイナリーツアーをそういややってたっけ。おもしろそうだからこんど応募しよう。お酒弱いから試飲はそんなに出来ないけどね。
🍷🍷🍷
帰りの特急かいじの中にあったパンフレットで見つけた。Vin De Yamanashi なんてあるんだ。これもおもしろそう🍷
申込みはTabi-Connect 経由でいいのかな。
(おまけ)JR指定席の謎
JR東日本の特急ではよくこんな表示が用いられている。空いてる席を探している人からしたら、座れる席はOKということで緑色なのが自然なような気もするけど空席サインは赤なのね。ちょっとイメージからずれて私なんかは混乱するのだけど。
これはたぶんちゃんと予約してる人が赤の席に座っていると「座っちゃいけない席に座ってるひと」みたいに見えるからかな。