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新年2025 山梨温泉の旅 ②正徳寺温泉 初花(Suicaトラブルの続きとうな重)
のつづき
このまま帰るつもりだったが昨夜ぼんやり帰りルートを見てたら前から狙っていた「正徳寺温泉 初花」が通り道なので急遽寄ることにした。名物のうなぎ食べよっと。人気なので早めに売り切れてしまうことがあるらしい。平日の午前中だから大丈夫だろう。これは千載一遇のチャンスだ。
「正徳寺温泉 初花」は各種媒体でよく紹介され湯美師匠もレポートしていただいている。
トラブルまた発生
宿を出て下部温泉駅へ。ここでまたJR Suica絡みのトラブルが…。
特急「ふじかわ」というやつに乗るのだが、遅れている接続電車を待ち6分遅れ。また、特急電車なのでやっぱり特急料金がいるみたい。
調べると
特急「ふじかわ」の特急券は、車内でも購入できます。
車内で普通車の特急券を購入する場合は、事前料金に大人260円(子ども130円)を加算した車内料金が適用されます。
ああめんどくさい…。行き当たりばったりで行く先を決めてるからこうなるわけだが。
6分遅れで特急が来た。自由席車両へ。さあ、もう覚えたぞ。最初に整理券を取るんだよね…ってないじゃん! 特急電車では整理券が出ないのか(そりゃ、そんなの見たことないけどさ)。こんどはどうやって運賃払うのさ? 車掌さんが回ってくるのかな。
で、その通り車掌さんが来たが、甲府のあずさとの接続調整のために乗客の確認をしているだけで、支払いは駅で自己申告で払えという。なんというゆるゆるゆるキャンプw。
甲府に到着。ここで精算してもよかったが乗ってきた特急が遅れていて甲府で乗り継ぐ電車の時間も迫っているため、次に降りたところでいいやとローカル電車に乗り込む。
目的地の春日居町駅まで10分くらい。ふと、もしそこも無人駅だったらどうしようかなと思ったら、やっぱりだよww。Suicaの読み取り機はあった。でも下部温泉駅にはそれがなくタッチ出来なかったからどうすんべ。
これバックレてもわかんないじゃんね。そうだ、ちゃんと設備を整えない、特急電車も遅れるJRが悪いのだ、こんな会社に支払う運賃はねえ!
*最終的にちゃんとお支払いしましたからね!
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そして桃の看板がドーンと。桃の産地なんだな。途中植わっていたのは桃なんだろう。桃の花もきれいだからその頃また来よう。桃の花が咲く時期は梅と桜の中間くらいだったかな(でも花桃と桃は違うのかな?)。ああ忙しい。
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ということで駅を降りてズンズン進んだ。目的地まで徒歩20分くらいらしい(実際は15分程度だった)。荷物重かったけど駅にコインロッカーもありゃしない。夏なら死んでるわ。
到着
歩いている中ふと、もし今日はお休みだったら目も当てられんなと思っていたら
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入店。またオオタニサンのNo.17の下駄箱奪取。お風呂ですか?と受付の美人おねえさんに聞かれ
「お風呂と食事もでけまふか?」
「はい、(滞在は)食堂も含めて3時間でお願いします」
とのことであった。
支払いは現金のみみたい。入館料800円。100円玉が不足してるというので1300円出してあげた。
温泉お風呂
お風呂場は離れのようなところになっている。長い廊下を進む。
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浴室内でもカップが掛かっている湯口のお湯は飲めるみたい。
ぬる湯とあつ湯
浴槽は広々。共にたたみ6畳分くらいあるかな。ここも交互浴。
泉質はトロトロ系。体の至る所がヌルヌルしてくる。少し色が付いてるように見えるけど浴槽の色かな? 匂いは特にないような。
ぬる湯はかなりぬるい。体温より低そ。35℃は気温だと熱いがお風呂だとぬるいのはなぜなのかいつも調べようと思って忘れる。
あつ湯はさっきの梅ぞ乃のあつ湯に比べたらぬるいかな。
露天風呂
広々〜♨️ そしてやっぱりぬるい。この辺の文化なんだろうな。
奥に一本打たせ湯があるのは嬉しかった。
天然ミスト風呂?
ミストサウナかなと思ったら、ログハウスみたいな木造の広い個室いっぱいにお風呂があるだけで特にサウナっぽくしているものではなかった。熱くもない。岩風呂であちこち出っ張っていて足先ぶつけた😭
サウナ
100℃。普通の熱さ。上下二段詰めて6人入れるくらいかな。
丸甕の水風呂(木の樽だったかも)
24℃表示だったかな。夏は良さそう。今日は遠慮しといた。ここに流れ込む湯口の温泉は飲めるみたい。
その他ジャグジーではなさそうだったが3人分くらいの寝湯あり。
コールマンではないが布張りの長椅子が二脚あった。
うな重
お昼12時前に風呂から上がり混まない内に食堂へ。お目当てのうな重。時間掛かるだろうなと思った通り三十分たってもまだこねえw。
そして…
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うな重なんて久しぶり。うなぎ食べたとしても吉牛とかのチェーン店のうな丼だもんな。
しば漬けとかも塩気が効いててめちゃうまい。お椀は肝吸いかと思ったら肝入ってないや(代わりに私の嫌いなしいたけだよ🍄🟫)
昔会社の近くに格安の鰻屋があってちょくちょく食べてたんだけど、何年か前のうなぎ危機?かなんかでなくなっちゃったんだよな。そこのお椀はちゃんと肝吸いだったけどね。
うなぎはやっぱりすぐ売り切れちゃうみたいだね。夜来ても食べることできるのかな。
うむ今日はこれで満足ぢゃ。今回の旅でも食い過ぎた。しばらくは粗食で胃を休ませねば。
さて帰ろう。
ICカードの類が使えないJRの無人駅からSuicaを使って降りる方法(完結編)
春日居町駅まで戻ってきた。ここはSuicaの読み取り機かある。スマホのモバイルSuica は使えないが私の Pixelウォッチには別の Suica が入っているのでそれで入場できるはずだ(ドキドキ)。果たしてちゃんと入れたよ(ふぅ)。
そして、松本から下部温泉までと、下部温泉から春日居町までの未払い分は京王線に乗り換える高尾駅ですべて申告し精算した。
ちょっとややこしい精算だったので最初駅員さんも「なにいってんだ?このじじい」状態だったが、なんとかきれいにしてもらえたと思う。
別に聖人君子を気取るわけではなく、いずれにしろ松本からの乗車記録は消さないと今後スマホのSuicaが使えなくなる。その精算操作時に駅員さんが乗車履歴を注意深く見れば、「あれ? 下部温泉からはどうやってここまで来たんですか? ん〜おかしいですねえ〜」とか古畑任三郎みたいにネチネチ質問されそうだ。
「いやあのそれはこのPixelうぉっちのSuicaで、これはスマホとは別のだからうんたらこうたら…」
「ん〜? でもそっちのSuicaは春日居町駅から乗られたんですよね…下部温泉から春日居町の間はどうされたんでしょうかねえ〜?」
「そ、それはかかかか、紙のきっぷでですぅ…」
「あれあれ〜? 無人駅でどうやって紙の切符を買われたんでしょうか〜」
「…………わ、私がやりましたっ!(机に突っ伏して号泣)」
『人間の証明』(完)
こうして完落ちする未来が自分には見聞色の覇気で見えたのであった。
きっぷは目的地まで正しくお買い求め下さい!