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紅葉奥多摩日帰りの旅2024①川合玉堂美術館再訪

ここは5年前に一度来たことがある。今日は撮影可能になったという噂を聞きつけやってきた。こういうのどんどん増えてるね。これも時代の流れだないいじゃねーか減るもんじゃなし。

川合玉堂美術館前回の様子

この時お昼にうどんを食べた「いもうとや」はもうないみたい。川の流れも時の流れも過ぎゆくままに。

今回は吉川英治記念館にもついでに寄っていこう。

んで、温泉も入っていこう♨️

ということであちこち寄りたいので朝イチから訪問することにした。JR特別快速ホリデー快速おくたまなんてのに乗り込んだがこれがもう通勤ラッシュなみの大混雑。途中上り列車とすれ違いで5分くらい停車するし(単線じゃないよね?)大不快。さすが紅葉シーズン。

ここはどうせなら驛嶽御として欲しかった

やっと着いた。

また高くて怖い橋を渡って…

近道
近道↓

この石、記憶にあるよりずっと大きかった。写真でよくわからないだろうがザイルでロッククライミングしてる人が右端にいた。いい練習台なのかな。しかしここでも落ちたらケガどころじゃ済まないよね。下にマットレス置いてあったけど。

見事な黄葉

ちょうど強い風が吹いてきて見事な黄葉吹雪〜🍃 だいぶ加工しないとなかなか飛んでる葉っぱが見えない。

そして玉堂美術館

飛田東山さんってどなた? 石碑があってその説明があるみたいなんだけどかすれててよくわからなかった。

館内へ。

たしかに撮影可能
ガラスショーケースの中には
幼少の頃(15歳)のスケッチ

お上手なのは間違いないが、葉とか枝とかいちいち書きこんであるのはなんだろね? 専門的な部位とかを書くのならともかく。生真面目だったんだろうか。

小鳥なんかも、いまの我々はいくらでも静止画像の写真見てデッサン出来るけど、明治の頃じゃまだ写真は一般的ではなかっただろう。昔の人は一瞬で捉えて姿形を記憶して描かないといけない。天才じゃないか。

《老松蒼鷹》1928年

鳥類は真横に目があるのでそっぽ向いてる状態はまっすぐこちらにガンつけてるのだ。画家はそれをわかって描いてるのかな。

《峰巒深秋(ほうらんしんしゅう)》1953年

八十歳!の作品。山に掛かる霧や雪は下地をそのまま残して「抜き」で表現している。

《峰の夕》1935年

玉堂さんの絵は白黒の水墨山水画っぽいけど部分カラーにもなっていて、でもフルカラーではなく、大昔の三色刷りというか色はほんの数種類、全体にセピアでノスタルジックな雰囲気。そういうふうに狙ってやっているんだろうなー(日本画オンチ)。

この美術館に展示されている作品も厳選された傑作揃いなのだろうが、あちこちで見掛ける玉堂作品と比べるとちょっと物足りさがあるのよね。

他の画家の中にひとつ混ざると玉堂さんの素朴さが清涼剤のようにほっとさせてそれが印象に残るのか。玉堂さんばっかり見ちゃうともっと濃い味が欲しくなるのか?日本画オンチが生意気言ってすいません!

次の部屋。前回はスケートの絵があったのになかった。息子さん(?)の焼き物が展示されてるのはなんだろ? 陶芸家として有名な方なのかも知れないが(陶芸家オンチ)

アトリエ

常に正座して描かれていたそうだ。座椅子は最晩年に体を壊してからやむなく使用したみたい。

こちらも背筋を正して鑑賞しなくちゃいけないのかな…。

自慢の枯山水庭園

ピアノなんか置いてあってコンサートでもやるのかなと思ったらその通りだった。13時からだと聴いてられないな残念。

リハーサルを聴きながら温泉へ移動♨️



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