予防や早期発見・早期治療にばかり目を向けすぎて倒れた人間の気持ちが置き去りにされている

脳梗塞って?脳出血って?脳卒中って?

医学的説明はそういうサイトにお任せするとして…
超簡単に言うとするなら、
脳梗塞は、脳の中の血が詰まること
脳出血は、脳の中で出血すること
脳卒中は、脳梗塞と脳出血をまとめたもの(厳密に言えば、くも膜下出血も含む)
※「卒中」は、突然起こるって意味らしい


脳卒中は三代疾病のひとつ。
予防情報、例えば食事や運動のアドバイスなどの情報はたくさんたくさんある。
予防情報はとにかくいっぱいある。

予防に納豆良いらしい。
…私は予防関係なく納豆好きで毎朝食べてたけど脳梗塞で倒れました…


頭痛い時は要注意。
市販薬飲むのもいいけど、病院行くのがオススメ。
行くべきは脳神経内科。
自分でできるのはここまで。

【頭痛い・身体おかしい・吐気】
こういうことになって、自分の判断でも自分の判断じゃなくても、「病院行く」「医師に身体の異常を訴える」ことがとても大事。

この先は、運。
医師によって見つけてもらえれば、治療してもらえる。
医師によって見つけてもえない場合もある。
こちらは素人なので「異常を訴える」ことを頑張るしかできない。


脳卒中は、予防情報も多いけど、早期発見・早期治療もよく聞く。そして、その早期発見・早期治療のために「すぐにお医者さんに行ってください」という文句をよく聞く。
でも、早期発見・早期治療のために大事なのはお医者さんに行ってからのその後。
つまり、早期発見・早期治療してくれる医師と出会えるか否かが鍵。

…「頭痛い」って病院(個人院ではなく大きい病院)行って、「明日検査しましょう」と医師に言われて帰宅して翌日お亡くなりになられた方がいます…


早期発見・早期治療が出来たら万歳🙌
できなかったら?
できなかったらどうなるのか?
生死が分かれる。
生きられたとしても後遺症が残る。
後遺症が残ったらどうなる?

ここから先の情報、特に参考となる情報が極めて少ない…というか、ほぼない。

「予防を頑張りましょう!」
「早期治療・早期発見のために、すぐにお医者さんに行きましょう!」
という文句はきっと多くの人が目にしたり耳にしたりしたことがあるはず。


実際、倒れた人間にとってそれらの情報は必要?
倒れた後に予防に関する情報は必要?
倒れた後に早期発見・早期治療の重要性を聞いて何になる?

倒れた人間が知りたいことは、「その後」のこと。

症状は人それぞれ。
脳梗塞にしても脳出血にしても、脳のどの部分でどのくらいの大きさかによって変わってくる。
全く同じはない。
それでも倒れて不自由な身体になった人間のほとんどは、参考情報を知りたいと思うはず。

でも、倒れた人間が何より知りたい情報は探してすぐに見つけられる情報じゃない。
なので私は自身で情報発信活動をしています。

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