実体験と独学によるものですが、「どうしたら身体は良くなるんだろう?」について

どうしたら身体って良くなるんだろう?

「身体が良くなる」の定義やらなんやらは置いといて、とりあえず身体機能回復ということで進める。

私は、脳梗塞で不自由な身体になって、自分の身体のことだから脳やら身体やらの本読んだり、その本に基づくものを試したり、そんなことをやってきて私なりに得た結論がある。


でも、私は専門家でもなんでもない。

なので、ここから先は出来ればご批判や中傷等々ネガティブコメントされたいという方以外の方にお読みいただいた方が良いかと思われます…

【急性期】
当たり前のことだし、選択肢は1択ではあるけど、急性期はとりあえず療法士さんの指示に従ってリハビリ。
これ以外することなんてないはず。というか、急性期はそれ以外のことはおそらく出来ないはず。

【回復期】
じゃあ、回復期もそうなのか?
というと、そうとは言えない。
1日のうち、病院で受けられるリハビリ時間以外の時間のお話。
自主トレリハビリは絶対した方がいい。
そしてこの自主トレリハビリは勿論療法士さんからアドバイスを受けるのがベター。
アドバイスを基に自主トレメニューを定めるなり、超短期的目標を立てたりして、自主トレリハビリをする。
時間は無理なく出来る範囲で。
※私が回復期病院入院中に、自主トレリハビリのためにつくった評価表についてこちらに載せておりますので、よかったらご参考にされてください。

【メンタル】
急性期も回復期も、倒れて間もないわけで、精神的にかなりしんどい。
ただ、「もういいや」と諦めず、「きっと良くなる!」「必ず良くなる!」と信じることがとっても大切なこと。
「え、精神論?」なんて思わずに。
「良くなる」と信じずに身体が勝手に頑張ってくれるわけない。
例えば、アスリートは「負けてもいい」と思って競技に臨まないでしょ?
「勝ちたい」「勝つんだ!」と彼等は思っているはず。それは対相手だったり対自分だったりいろいろでしょうが。

精神的にしんどくても、その時頑張ることは、ちゃんと喜びに繋がるもの。


身体機能回復のお話で、「心」はとっっっても大切。
だって、身体を動かすのは脳で、その脳を動かすのは心なんだから。
つまり、心の影響は絶大。
「リラックス」「ストレス」が身体に影響するなんてことは世間でもよく聞くけど、あれと同じこと。


【退院後】
退院後は、はてさてどうしましょう。
通院でリハビリを受けたり、保健外リハビリを受けたり、さまざまなのでしょうが。

さまざまだからこそ、ここでも「心」を大切にすることが鍵。

それと、急性期や回復期に比べると多少落ち着いてきてるかもしれないので、自分に合うトレーニングを探すのがオススメ。
例えば、相性の良い療法士さん。例えば、相性の良いトレーニング。

何よりも大切なのは、楽しく出来ることだったり、「これは自分の身体に良さそう!」と思えることだったり、そういったものを探すこと。
こればっかりは自分以外の人間にはわからない。感覚だから。
とにかく探す。

最初「自分に合ってるな」と感じていても、「あれ?合わないな…」と感じるようになったらまた探す。
身体の状況は変化するから、変化に応じて変えてあげた方が身体のため。
その方が心にも良い。

因みに私は、パーソナルトレーニングに1年同じところに行って「うーん」てなって、療法士さんのいるジムに1年行って、そこでは効果を感じたけど、初動負荷トレーニングに変えて2年?くらい行って、今はまた別のことを…という感じです。。
ただ、倒れた翌年に始めたウィンドサーフィン が身体機能回復に1番効果あったな…あれはすごかったなぁ…あの時は多分2〜3ヶ月そこらでぐーんて良くなったもんなぁ…



【さいごに】
何をどうするにしても、とにかく大切なことは心。
心と身体をリラックスさせることは、身体機能回復に大きく影響します。これは私の実体験と独学によるものですが。
もちろん何でも一朝一夕にはいかないけれど、「良くなる」と信じて臨むこと、そして心身に水と栄養を与えてあげること、それがとっても大切なこと。




健康な方にも言えることではあるけど、人間は太陽と共に生活した方がいいと思います。
文明の力のおかげで自然と共に生活しなくてよくなっているけど、そもそも人間は動物で、その動物は自然界のものなのだから。
人間は機械じゃないし、身体が壊れても替わりの部品なんてない。
自然と反していると自分の身体の声が聞こえづらくなる。
自分の身体の声が聞けるようになるといい。
そのためには、心も身体もリラックスさせること。

自分の身体は自分のものじゃなくて、与えられたものなのだから、大切に。
その身体は心を可視化させてくれているものなのだから、心も大切に。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?