人は運命の星を持っているのか？
「なんで、いつもこんな結末になってしまうのだろうか？」
上手くいかないことばかりで、「きっとコレは運命なのだろう！」
そう思ってしまう事もあります。
人間の力を超えて動いているなにか定まったようなものを感じると
「こうなる運命だったんだな〜。」と思ってしまいます。
今の世界情勢を見ると特にそのことを感じてしまいます。
そー考えないとやっていけない部分があるからです。
生まれる親を選べないし、生まれてくる場所や時も選べない！
そ〜考えると「人は生まれつき運命によって決められているんだ」と
しかし
この「運命論」は危険です。
全てを運命のせいにして逃げるからです。
盗みを働いても「そーなる運命だったんだよ」とか
「自分が悪いのではなく、運が悪いからだ！」
として、現実から逃げてしまいます。
本当にそうでしょうか？
事実は
ひまわりのたねを蒔けば、翌年ひまわりが咲くでしょう。
当たり前の事ことして、笑うかもしれませんが・・・
ひまわりのたねを蒔いて、薔薇の花が咲くとは考えないでしょう。
コレは運命でしょうか？
いいえ。運命ではなく、遺伝子によって組み込まれた結果です。
もし、運命ならばひまわりのたねを蒔いて、ひまわり以外の花が咲くことも
あり得るからです。
自然災害の場合はどうでしょう？
昨今は災害が増えています。
コレは運命ですか？
それとも人間が自然を壊した結果ですか？
最近見る災害の多くは、後者の方にあたると思います。
運命論に縋り付くのは、楽ですが自分や他の人の命を縮めます。
自動車事故に遭うのは運命ですか？
シートベルトはなぜしますか？
制限速度はなぜ決まっていますか？
自分の将来は変わる
こう考えると、事実はちょっと違うことが分かりました。
自分の取る行動で自分の将来も変わると言う事実です。
薔薇の花が綺麗に咲くには、人の世話を必要とします。
肥料をあげたり、虫にやられないように注意したり
乾いたら水をあげたり、周りの雑草を取ったりと
自分の花を綺麗に咲かすのにも努力や手間がかかります。
自分の必要を世話しなければなりません。
前向きに考えを調整しなければなりません。
事実に目を向けなければなりません。
それは努力が要ることです。
自分で何か行動を起こすには力が入りますが、
まずその一歩を踏み出す勇気を持つのはどうでしょう。
倒れないようにするには、２歩目を踏み出すしかありません。
そうしているうちに、前に進んでいけると思います。
今回の記事も読んで頂きありがとうございました。