第13話 夜のウォーキングに思うこと
ひとりで暗闇の道を歩きながら考える
最近、夜に歩いてます。スマホも何も持たずに、ぼちぼち歩いてます。
第8話で書きましたが、健康診断の結果が悪かったのが、きっかけです。
私は田舎に住んでいるので、場所によっては街灯が全くないところもあります。
結構、真っ暗。
歩くコースは、溜池や田んぼが多い。虫やカエルの鳴き声がこだましています。鳴き声だけがする静寂の中、1人ゆっくり歩いてます。
車はすれ違いますが、人とすれ違うことはほぼありません。
時間にして1時間弱。はじめは目が慣れません。溜池の大きな亀が道に出て歩いてる。それに気づかず、躓いて、驚いて、ビビる、こともしばしば。
前半は大抵ほぼ何も考えず、夜空を見上げながら、ゆっくり歩きます。
「明日晴れかなー」くらい。
たまたま今日は、ラッキーでした。近くのテーマパークの打ち上げ花火が見えました。打ち上げ花火見たのいつぶり❓とてもキレイで感動しました。
後半は、自分のこと、仕事のこと、家族のことを考えています。
暗闇を歩いてるせいか、心の中も少し暗く。変化が多い時なので、見通しが立たないことに、不安を感じる。自分に自信を持てなくなる。他人と比べることは意味がないとわかっていても、比べて落ち込む。
暗闇に目が慣れてくると、視界が広がるせいか、考えることも、前向きというか、少し明るくなってきます。悩んでもしゃーないかと。
後半途中に、コンビニがあるのですが、かなり明るく眩しい。自分には輝いて見えるコンビニ。
歩く距離が慣れたら、もう少し距離を伸ばすつもりです。これも習慣にしたいなー。
しっかり汗をかき、脳をリラックスさせる、夜道のウォーキング。疲れた心のデトックスにもなってる気がする。
目はだんだん慣れてきて、小さな光を集めて、視界を広げていく。暗順応と言うらしい。自分も人生の暗闇の中でも、しっかり目を凝らして、小さな光を集めて、視界を広げて生きるような人になりたい。
私は明日も歩きます。真っ暗な暗闇を楽しみに。
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