ERRORって。

皆さんこんにちは(午前三時)。三度目の登場になりますこの形態。今回は、HololiveERRORを今更ながら履修し、考察がメントスコーラが如く湧いてしまったので書き殴っていきたいと思います。

「は?お前のクソつまらん戯言なんざ読んでられるかカス」「長々と文なんて読んでられんわボケナスが」という方々は、長いしまとまっていないので早々にブラバをお勧めします。さようなら。

また、重大なネタバレが含まれていますので、履修されていないかつ、ネタバレがダメという方もブラバをお勧めします。見てきてね。この下の特番見るとスムーズでいいよ。


さて、前置きはこの辺にして書き始めようと思いますが、前提として、私は「複数メディアで展開しているが、結末が全部違う」作品に育てられたので、例に漏れずHololiveERRORの方も「YouTubeボイス漫画編」と「ゲーム編」は別物という認識で書かせてもらいます。ご了承ください。


それではまずストーリーの整理をしてみましょう。
基本的な全体の共通項は
・青上町
・高校生
・転校生
・頭痛
・呪い
等々です。
あらすじは、
現代編:青上町へ転校生が来る。温かく迎え入れられる。行方不明の噂があるが、夏風邪で誤魔化される。数日後、天災に見舞われ、友人の様子がおかしくなる。
過去編:美空時乃は神社に友人が出来るように願う。翌日、青上町へ転校生が来る。友人が出来た時乃は転校生含めた複数名は親交を深めた後、肝試しをし運悪く土砂災害に巻き込まれる。生き残った時乃は、神社に願う。
電車編:青上町へ転校生が下見に来る。温かく迎え入れられるが、蝉が鳴く中、青上高校の生徒たちはブレザーを着ていた。日常を楽しむ中、友架がふと発した一言により行方不明、探す道中に兎月と合流、同じく探していた茜に勘違いで拉致の疑いをかけられ険悪になるが、異常な状態になった友架を発見、全員頭痛と異常な生徒たちの行動に巻き込まれ、もう一人の同一人物、美空時乃(青)と邂逅し「願いを叶えている」と告げられる。悪夢として処理された。
真相編:学校へ歩いていく時乃はある奇妙な絵画を見かける。絵画の記憶を遡ると、青上町の森へ通う美術準備室へ通う女子生徒の記憶だった。噂では、過去の生贄の呪いが染み付くので山へ通ってはいけないとのことだが、通ってしまったため何かに取り憑かれて一枚絵を残し倒れてしまった。他の情報を探し歩いた時乃は己が死んだとされる新聞記事を見つけ、己の存在を疑い葛藤する。願いを撤回するようにと神社へ向かうと、過去の友人と出会う。過去の友人の懸命な研究により呪いの正体が解るが、友人は既に病魔に侵され、植物状態で悔恨の意思のみが神社に居座っていた。友人の遺志を次ぎ、時乃は呪いの正体であった森の異常な環境の改善へと動く。結末として、現代の青上高校で日常生活が送れるまでに改善され終幕を迎える。

あらすじだけで長すぎだろ......と思いましたか?私も思いました。まとめるのが大変なくらい内容がぶ厚いですね......。
情報の整理はこの辺までにして、考察へと移っていこうと思います。

考察として、まず全体の構造に関して。
言わずもがな、皆さんもお分かりだと思いますが、ループものですよね。そこは前提としてあると思います。ここからは考察の域に入っていきます。


ループのきっかけは”最初の”願いでしょうね。「友達がほしい、楽しい学校生活が送りたい」。ループの条件は現代編から察するに、ネガティブな内容があったときかなと思います。神社側は時乃が納得する世界線を引くまでループするつもりだったのでしょう。

ループの環境はとても難しいのですが、周囲の時間までは巻き戻らないのかなと思いました。冬服の生徒たちに蝉の声、どちらがズレているかと言えば蝉の声なので、時乃の感覚では同じく7月に巻き戻されているが、仮に10月にループが発生した場合には3か月のディレイが発生し、周囲は冬服に切り替えが始まっているのにも関わらず、夏服真っただ中の季節に戻るというわけです。
結果として、ループした時乃は過ごした3か月丸々若返り、記憶も無くし、改竄された体感で7月に戻る。冬服の生徒に葉が落ちた木という違和感は残るものの、寒い暑い等は感じずに過ごす。神社の作り出した世界線では、町は正常に時間を重ね、都合のいいNPCを配置して正常な世界線で進むように見せかけ、現実の世界線では過疎化が進み、ゴーストタウンになり果てる。書きながら考えましたが、結構納得のいく結論ですね。四宮さんが生存して研究を外で続けていたのも辻褄が合わせられます。

ループの根源である神社には時間を巻き戻す程のパワーはなくとも、人ひとりの時間と視界と体感を改竄し、周囲のNPCを置き換え、町の形を何とか保つくらいのパワーはあったのでしょう。数か月に一度、同じ顔をした転校生が来るなんておかしな話ですからね。

次に、青目と茶目の時乃に関してです。
えーちゃんの考察では、古い友達と接したときだと言っていましたが、私は少々違います。
神社を中心とした青上町の怪異により、現実世界とループ世界に分裂し、現実世界が青目、ループ世界が茶目に割り当てられたんだと思います。
根拠として電車編でループ世界から現実世界へ出てきた時乃は青目ではありましたが、現実世界に時乃が二人存在するわけにはいかないので身体を共有し、精神だけ引き継ぐという形態を取っているんだと思います。
逆に、ループ世界出身の時乃が現実を目の当たりにし絶望したときには、ループ世界の、神社の(楽しい学校生活を送らせるという)意志が強い時乃に手を引かれてループ世界に戻っていくという形態になっています。

そして、世界線に関して。
世界線の開始点はどこか定かじゃありませんが、肝試し終了後生還しているところでは確実に分裂していますね。今回HololiveERRORで見られたループも数多あるループのうちの一つ二つを覗かせてもらったに過ぎないと思うので、他のループも気になります。昭和から平成になるまで繰り返したのち、時乃の気づきによって無事に神社世界線と現実世界線の収束に至り、神社が用意したNPC達や土石流で亡くなってしまった友人などが一堂に会し、四宮さんが研究の末に作り出した「奇跡の種」によってシノミヤザクラが一面に咲いているのを見ることができる第三の世界線に移ったんだと思います。何ともご都合主義と言えなくもないですが、ハピエンが好きなのでOKです。


以上でドバドバ湧いてきた私的考察をおしまいにしたいと思います。考察と言わんでもみんなわかってると言われたらうん...…になりますが、考察みたいな何かということで。ホラーはバカほど苦手だしとても疲れるのでゲーム編はやりませんが、YouTubeボイス漫画編はとても面白かったので今後の展開や続編があるなら見たいですね!ホラーは話面白いのが多いです。バイオ然り。

~それではまた~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?