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おい。ビビデバビデ、ビビデバビデはどこだ。

はい、お嬢様。因みに、私の名前はゲデヒトニスで御座います。

あ、こんばんは。推しの6周年記念のライブを受けてフォロワーが書いていた感想に感化されたので私もなんか書きたくなりました。因みに、冒頭のセリフは推しとは一ミリも関係なくビビデバというワードだけで脳内に浮かんできたファイアボールの一節で御座います。

さて。今年の推しの周年生誕ライブのテーマは舞踏会であったらしいのですが、相応しいステージに選曲に振付だったと思います。毎度のことながら、推しの技術班泣かせの技術モリモリステージはとてもよいですね。私もプロではないながらある程度はかじっているのでわかります。左右にスライドして開くスクリーンとか、下でグルグル回ってる歯車とか、上下する階段とか。また、ギミックではないですが背景のビル群やステージ脇の金平糖やレコードみたいなステージ。とてもよいですね。作成したステージ班の皆様、お疲れさまです。

私のことをご存じの方ならわかるかもしれませんが、私は基本流行りものアンチです。逆張りオタクかつ、「多数の評価が得られているから良いコンテンツである」とは思っていないために。ですが、私が前々から知っていて流行りものになったコンテンツに関してはどうやら揺らぐことはあるものの好きでい続けられるみたいです。

そして、前々から知っていて流行りものになった推しに関しても例外ではなく、昔から曲がらない信念が好きです。
「お茶の間で流れてるテレビに普通にバーチャルYoutuberがいたらおもろくね?」とか「今から何かをチャレンジする人、是非バーチャルYoutuberという形態でやってみませんか?」とか「なんか新しいことしたいよね」という、新しい事や既存ではないことに重心を置いていることも、あくまでバーチャルである立場からのコンテンツを発信しているということも大きいです。元々私は「最新技術」であるバーチャルYoutuberが好きなので、最新技術を現状最大級の箱で探求しているというスタイルが非常に好きです。
最新技術であるバーチャルYoutuberが好きという話は面倒なので、また別の機会に書こうと思います。私の遍歴とかも交えて書こうかな。

そして今回発表された楽曲とMVの「ビビデバ」めちゃめちゃよかったですね。私の「ここを入れてるから推しが好きで信じ続けられるんだ」というポイントがいくつかあるので書いていきたいと思います。


一つ目に、2次元と3次元の融合が素晴らしいMVという点です。昨今死ぬほど擦り続けられてきたこの表現ですが、今回ほどピッタリなシチュエーションもなかなかないでしょう。そして、たくさん金がかかったことでしょう。推しの技術で金に糸目をつけないところも非常に好きです。クリエイター畑出身だったり、最前を走り続けたいという意志の現れだと思います。
最初の変身してから舞踏会の流れまで制作の裏側まで2次元と3次元が隣り合っているシーン、推しの目指している世界だったりするのかな。私もその未来見たいな。

二つ目に、MV中の推しの態度です。一番Bメロで監督に「この靴じゃそんなステップ無理だが」と言わんばかりの視線を送っており、サビで言った通りになって、二番Bメロで「ほら見ろ、あんたの指示が悪りいんだよ」と監督とぶつかり合い、こだわりと妥協が鬩ぎ合う制作の現場でモノをハッキリ言う推しの姿が描かれていてとてもいいと思いました。本当にありそう。実話ベースだったりして。

そして三つ目、これが一番大きいんですが、最後の港区?で踊る推しのシーンです。皆様は気づきましたか?推しの手までちゃんとバーチャルである姿を。フォロワー氏は数名苦い顔をしていましたが、よく見るとちゃんと手までバーチャルなのです。ΩSIS方式ではなく、ちゃんと頭の先から足の先まで、指の先までバーチャルなのです。制作の都合で言えば「手」なんていうめちゃくちゃに動く上に面倒極まりない構造の部位なんてのは省いてしまいたいでしょうが、推しは「バーチャルであること」を選んだのです。バーチャルである推しはリアルの服を着ようとも指の先までバーチャルであるという表現であると私は受け取りました。これがどれほど素晴らしいことか。私は日本語で表現することができません。この感動を共にできる方と酒が飲みたいです。


指の先までバーチャル!

四つ目は二番ABメロの歌詞なんですが、Specterの血脈を継ぐ不穏パートだと感じました。界隈は飽和して売り方も固まってきた昨今を風刺しているような、そんな現状に不満を抱いているようなそんなニュアンスです。これは私も感じていて、産業として一つの形になってきていると思います。でも、「最新技術」を追えば定まった形にならないのは必然、だが、進化を続けないとコンテンツが終わってしまうのではないかという不安すらも感じます。
「今夜に明日など無い、ならば自由に踊ったもん勝ち。でしょ?」と、みんな好き勝手に進化していったろうぜ!という締めが秀逸ですね。私も推しには伸び伸び進化していってほしいと思います。

さて、ぐっちゃぐちゃな文章もそろそろ終わりにしようと思います。ビビデバを聴きながら書いたのでまとまりなんてものは微塵もないですが、ここまで読んでくださった乱文耐性の非常に高い方、本当にありがとうございました。ドボドボこぼれてきた気持ちがこの乱文に籠ったと思います。それでは、またいつか。See you again, Have a nice day!


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