セミファイナルでの言葉にできない気持ち
まだセミファイナルが終わって1日しか経っていなくて、うまく言葉にできないけれどもどうしてもこの感情を残しておきたい。
まずこれまでドルフィンズを応援してきて今シーズンが一番楽しかった。
最初は推し選手でもあったコティクラーク選手が三遠に移籍したショックと、新しい外国籍選手がチームにフィットするのか不安だった。
しかも、ドルフィンズさんからホーム30試合を全部来場したらファン感のあとの特別オフ会に招待というスタンプラリーのノルマを課せられ、コロナにもインフルにもかかれない緊張のシーズンがスタート。
来場ノルマはドルフィンズ さんからの愛?
ホーム30試合。平日も含めると半年間、自分たちもよく頑張ったと思う。
チケット代もあがり安い席にするか?と妻と話し合いをしながら、それでもどうせ行くなら選手たちを間近で見たいと1列目を獲得していた。
途中までは応援する方もしんどいな、と思っていたけど試合を重ねるごとにドルフィンズ に対する愛が深まっていくのを感じた。
誰もが真剣で、誰もが真っ直ぐな気持ちで、誰もが同じ目標を持っている空間。
もちろんそれはチームだけでなく、同じものを応援するドルフィンズ ファミリー(ドルファミ)にしてもそう。
毎試合のように5,000人を超えるブースターが集まり、みんなで選手に声を届けるあの空間はなんとも言い難い本当に素晴らしい雰囲気だった。
試合終了のブザーがなるその瞬間まで信じていた思い
これまで怪我に泣かされてきたCS。今シーズンはけが人も少なく、ほぼ万全な状態で挑むことができた。
チームの団結力も高まっていて、勝てると思った。
決勝まで行けるチームだった。
だけど、スポーツだから仕方がないとはいえ齋藤選手の足の怪我での離脱は心の底から悲鳴を上げたくなった。
これまで積み重ねてきたものが一瞬で崩れそうな雰囲気。
それでも、須田選手を筆頭に中東選手が力強いプレーで何度も会場を沸かせてくれた。
だからこそ、最後の終了のブザーがなるまで勝てる!まだ行ける!
と思えた。
悔しさ、悲しさ、虚無感を抱えながらの帰路
試合終了のブザーが鳴り響き、中東選手や齋藤選手の涙を見て、本当に耐えられなかった。
苦しかった。辛かった。
勝つことが重要だけど、それでも選手たちの笑顔を見ることが僕ら夫婦の楽しみでもあるのでその姿を見て心が痛くなる。
もっと声を出していれば、もっとタオルを振ってフリースローを邪魔できれば・・自分たちが選手の力になるには何ができただろうと考えてしまう。
シーズンが終わってしまうということは、誰かがチームを離れるかもしれないということ。
この決勝にも行けたであろうメンバーでみんなが残留してくれたら嬉しいが、なんとなくそんなことはないんじゃないかとマイナスに考えてしまう。
どのブースターも迎えるオフシーズン
正直、今はまた来季同じくらいの気持ちで応援できるか全く想像つかない。
今シーズンは本当に一生懸命、全力で応援できた。
バスケ観戦とは関係のない友達に「そこまでのめり込めるものがあるってすごいね」と言われる。
自分たちもクレジットカードの請求を見ながら「やばい奴らだな」と思う。
それでもあの会場の雰囲気が大好きだし、試合の展開に胸が熱くなる。
自分たちが戦うわけでもないし、ただのお客さんなのになぜか一緒に戦っている気持ちになる。
子どものように声を出しながら泣くこともあるし、真剣に声を出しすぎて喉が枯れて次の日の仕事に影響することだってある。
全60試合、ホーム30試合と限られた試合の中で何度ドラマがあっただろう。
その度に行って良かったと思うし、日頃のつらいことやしんどいことが全てチャラになる。
だけど遂に終わりがきた。
突然の終わりに今はどうしたらいいかわからない気持ちでいっぱいだ。
まだ覚悟できてない、したくないだけどファン感では選手にお礼を伝えたい
ドルフィンズのファン感は6/1に実施される。もしかしたらドルフィンズとしては最後になるかもしれない選手もいるだろう。
だからこそ、最後はしっかりと選手たちにありがとうと伝えたいと思う。
今はまだ車に乗っていても、PCを触っていても涙が止まらないが少しずつ少しずつでいいから写真を振り返りながらファン感でお礼を伝えて、
そして選手全員がまた来シーズンもいてくれることを願って、仲のいいドルファミさんと「また来シーズン、ドルアリで会いましょう」と言いたい。
今年は何も成し遂げてなんかなくない。
地区優勝という大きな大きなプレゼントをありがとう。
感動をありがとう。
大人になってからこんなに悔しいなんて感情を持てることはありがたいことだと思う。
今年はセミファイナルまでいけた。だから来季はきっと決勝もいけるよ。
頑張ろう。そしてありがとう。また宜しくね。
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