腰椎椎間板ヘルニアと診断された時。。
2回目の投稿。
今回もよくある事例に対しての対応方法について話していけたらと思います。
腰椎椎間板ヘルニアと診断された場合、以下のように対応してもらうと良いかと思います。
まず、腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板の中にあるゼリー状の髄核が飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれが生じる状態です。腰部の痛みや脚に放散する痛み(坐骨神経痛)が典型的な症状です。
経過として多くの場合、椎間板ヘルニアは時間とともに改善することがありますが、適切なケアとリハビリが重要です。
特に大事な日常生活の注意点
正しい姿勢を保つことが痛みの予防に役立ちます。特に座るとき、背筋を伸ばし、腰をサポートする椅子を使用することが推奨されます。
可能であれば、過体重は腰に負担をかけるため、体重管理が重要です。適切な食事と運動が推奨されます。なかなか簡単には減量は難しいですが。。。
正しい物の持ち上げ方は重い物を持ち上げる際は、腰ではなく膝を使って持ち上げるように指導されます。腰を丸めて持ち上げると、椎間板への負担が増します。
運動療法
体幹の強化は非常に大切です。腹筋や背筋などの体幹の筋肉を強化する運動が推奨されます。これにより、腰部の安定性が向上し、再発を防ぐことができます。
ストレッチでは、特に腰部と脚の筋肉をストレッチすることで、柔軟性を高め、神経への圧迫を軽減します。
痛みの管理
アイスパックや温熱療法: 急性期にはアイスパック、慢性期には温熱療法が痛みの管理に役立つことがあります。また、痛みが強すぎる場合は、非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)を痛みや炎症を抑えるために、服用することが多いです。
その他に、痛みが強い場合は、適度な休息が必要ですが、長期間の安静は筋力低下を招くため、避けるべきです。できる範囲で活動を維持することが大切です。
どうしても、重度の神経圧迫や痛みが長期間続く場合、手術が必要になることがあります。手術のメリットとリスクについて医師から説明を受けることが重要です。
正しい姿勢と動作の維持: 日常生活での姿勢や動作を意識して改善することが再発防止に役立ちます。
ここから先は詳しい運動療法について説明していきます!
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