"久しぶり"ちょっと照れるね-夏の流星群-

2020.8.13
それはまるで流星のように。

仕事で少しイライラしていた、そんな日。いつものように仕事終わりにTwitterを開くと目に飛び込んできた"聡ちゃんおかえり"の文字。
そういえばFCから動画が来ていた…これはただ事ではないと動画を再生する。
そこには、私の記憶と何ら相違無い、聡ちゃんの、Sexy Zone 5人の姿があった。

予定していた生放送の出演をお休みし、毎日更新していたブログが止まり、聡ちゃんインフルエンザ?ベスアまでに体調戻るといいな。なんて思っていたあの日。
まさか、1年9ヶ月も会えなくなるなんて、思ってもいなかった。

聡ちゃんがお休みしている間、色んなことがあった。
私は国家資格を取得して、仕事を始めた。
嵐は活動休止を発表したし、SixTONESはデビューした。
(本人達は何も悪くないのだが、国試を目前に控えたタイミングで、聡ちゃんの活動休止、嵐の活動休止発表と続いたので私のメンタルは大分ブレイクされた)

聡ちゃんがお休みになった後のPAGES
アルバムを買ったのは発売された後だった。
コンサートは当たらなかったけど、まぁいいかと思えてしまった。

歯を食い縛りながら、5人のSexy Zoneを守ってくれているのは痛いくらい分かっていたけれど、ラジオもテレビも今までのように一生懸命に追うことはできなくなっていて、その時間に反比例するようにSexy Zoneではない他のグループを応援する時間が長くなっていた。

4人を応援することが、イコール、聡ちゃんの帰ってくる場所を作ることだと頭では分かってて、それでも、どうしても、耐えられなくて。
だから、早く帰ってきてほしかった。
でも、その言葉を口にするのは彼の重荷になると思った。
いつからか、"聡ちゃん"という彼の名前すら、呟けなくなっていた。

懸命に4人を応援するファン、純粋に帰りを待ち続けるファン。
そんな人達を見ていると、気持ちに差があることを感じてしまっていた。

聡ちゃんがもしかしたら戻ってこないかもしれない、そんな風に思ったことは一度じゃない。

それでも、ファンを止められなかったのは、Sexy Zoneがどうしたって大好きだったから。
今までのように、一生懸命になれないかもしれないけれど、それでもしがみついて、彼らが創る時代を見たかったから。

カラフルEyesの発売イベントのとき、"3人の活動がこれ以上長かったら降りてたかもしれない"と言っていたけれど、もしもあれ以上続いていたとしても【Sexy Zoneは5人】だと信じて疑っていなかった私は、恐らく完全に降りることはなかったように思う。

結局、今回も同じで。
Sexy Zoneが誰一人Sexy Zoneを諦めたりしなかったから、【Sexy Zoneは5人】だと信じていたから、私はファンを細々とでも続けられた。

やっぱりSexy ZoneはSexy Zoneだったのだ。


聡ちゃんがお休みしている間、色んなことがあった。
世間は、予測できない方向へと目まぐるしく変わっている。
そんな中で、久しぶりに会った聡ちゃんは、あの頃と何も変わっていなかった。
5人の笑顔も何も変わっていなかった。
世間がどんなに変わろうとも、Sexy Zoneの目指すものは何も変わらないのだ。

2020.8.13
ペルセウス座流星群が極大、ピークを迎えた。
そんな日に復帰を報告してくれた聡ちゃん。
聡ちゃんは、我々にとっての流星であり、Sexy Zoneは我々にとっての流星群なのかもしれない。

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