【ボロ屋危険ファイルNo7】レッドゾーン!!
ハザードマップって知ってますか?
日本は地震大国です。災害が多発します。
そこで国が災害にあいやすい場所を地図でまとめています。
それがハザードマップです。
だれでも見ることができます。
地震に限らず、洪水、津波の被害予想が、このサイトでだいたいわかります。
レッドゾーンは超やばい!
その中でも大家さんが手を出さない方が良いのは、土砂災害特別警戒区域。
通称 レッドゾーン です。
マップ上で赤塗されているのでそう呼ばれています。
簡単に言えば、土砂崩れで人が死にやすい場所です。
東京でも八王子とかは入ってます。
これに入っていると、そのボロ屋は超危険。賃貸に出して人が死んだら大家のせいです。
死んじゃったから1億円払ってね。というケースはあります。
【ボロ屋危険ファイル がけっぷちの家】
全国津々浦々、思わぬところにレッドゾーンがころがってます。
レッドゾーンもノーチャンスではない!
でも金がかかる。また後日【ボロ屋突破ファイル】でお知らせします。
液状化もわかっちゃう!
ハザードマップから各市町村のわがまちハザードマップ→地震防災・危険度マップ→液状化 で各市町村のサイトに飛びます。
そして液状化もわかってしまう。全て公開されています。これが便利だけど大変なことなんですね。
上は東京都港区の情報です。埋立地は大体液状化。
洪水・津波も気をつけなはれ!
洪水、津波の情報も公開されています。
20m浸水ってかなり怖いですよね・・・
公開されたら調べない人の責任!?
東日本大震災で各地で液状化が発生しました。
WEB上で液状化の情報が公開されていない時であれば、所有者責任、場合によっては建てた人の責任も大きくは問われないことがありました。
浦安市で起きた液状化により建物が傾きました。施工者側も一定の液状化対策をしていた点は評価され想定を上回る地震として施工者側の責任は問われていません。(東京地裁 平成26年10月8日)
一方で2016年成田市では、同じ東日本大震災で液状化が起きており、地盤改良を行っておらず施工者側に責任があるという判断もされています。(東京地裁)
液状化で倒壊さえしなければ、人が死ぬリスクは抑えられます。
どのような災害でも、それによって人が死ぬかどうかが大きな分岐点です。
現在はハザードマップで様々な情報が公開されています。
だれでも災害に関する情報を入手できます。そのためそれらをしっかり調べて土地を購入し、どんな危険があるのか?最低限確認が必要です。
次回は?
【ボロ屋危険ファイルNo8 無責任な家】を紹介いたします。
瑕疵担保免責という物件にはリスクがたっぷりあります。
築古戸建はリスクヘッジ必須です。
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