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【工事費を安くする方法⑤】プチ分離発注 トイレ

一級建築士 50代 賃貸物件4棟 資産8,000万円 を運用中の【建基法と不動さん】が、不動産投資テクニックを紹介いたします。

過去の記事で、分離発注は安くなるけど建築素人の大家さんには大変だと書かせていただきました。

じゃあ分離発注は無理なの?

そんなことはありません。


プチ分離発注 トイレ

全ての業種を分離発注にせずに部分的にやる方法もあります。

うっかりミスもあるのがトイレ。
というか便器かな。

パターンとして

  1. 工務店にまるッとお願い

  2. クロスはクロス屋、便器は専門業者にまるッとお願い

  3. クロスはDIY、便器はネットで買って取付だけ専門業者

工務店にまるッとお願いしちゃう人もいます。

でも、3が1番安いです。

クロスはDIY。(私は内装大工さんにお願いしてます。)

便器本体は、楽天でも、Amazonでも、価格.comでも良いので必要な能力の便器をネットで安く買う。

取付は、くらしのマーケットで頼むか、機械設備屋さんが現場に入るならついでに取り付けできるか、いくらぐらいか聞いてみる。

俗に言う施主支給というやつです。工務店丸投げより、2、3割は安くなることがあります。

ただ、ネットで買う手間、取付業者を探す手間、取付日の調整手間、立ち合いする手間が増えるのでめんどくさくはなります。あと、うっかりつけられない器具を買っちゃったりするリスクもあります。取付てくれる設備屋さんと相談してから購入しましょう。

貧乏大家さんは少しでも安くするために手間を惜しんでいられません。
…と言いながら私はあんまりDIYは得意ではありません。なので、施工は業者に基本的に委託してます。

便器の取付で気をつけることは?

築古物件でも最近は洋式にリフォーム済なことが多いです。その場合はクロス貼替えてよう便器の交換だけです。

コンセントが近くにあるか確認しましょう!

便座のウォシュレット、暖房に電源が必要です。近くにコンセントがないと動きません。ない場合はコンセントの増設を検討します。

壁排水か床排水か?

築古戸建は床排水が一般的です。既存の便器の後ろを覗いて排水管が壁側に出てると壁排水。マンションなんかに壁排水が採用されます。元が床排水なのに壁排水を買っちゃわないように。

組み合わせタイプと一体型

組み合わせタイプ

タンク便器が分離されてる組合せタイプとタンクと便器が完全にくっついている一体型があります。維持管理を考えると組合せタイプの方が手堅いです。

手洗い付きのタンク

便所内に手洗いが無ければ手洗い付きのタンクになっているものを選びましょう。タンクに水栓がついてます。3千円くらい値段はUPします。

便座を買い忘れないでね!

よく便座を買い忘れる人がいます。ウォシュレットは別売がほとんどなんです。
取付段階で忘れていることが発覚すると追加で取付費を払うか自分で取付るか・・・いいことはありません。

まさかの和式!

たまにあります。これは解体費用も含めれると数十万単位でお金がふっとびます。利回りを下げる要因ですが、和式のままでは借り手がまずみつかりません。

まとめ

  • 便器はネットで買って専門業に取付依頼

  • 組合せがややおすすめ!

  • プチ分離発注でプチFIREを目指す

次回は?

次回の工事費を安くする方法⑥は、分離発注 クロスです。

クロスはDIYも可能!でも天井とかはかなりキツい…だから委託してます。

【工事を安くするマガジン】

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