【ボロ屋突破ファイルNo2】契約不適合免責にもチャンスあり!
契約不適合免責にもいろいろ理由がある
たとえばこんなのが・・・
シロアリ被害があるんです。
雨漏りしちゃってます。
家傾いちゃってます。
エアコン、給湯器が壊れてます。
すごい古いんでなんかあるかもしれないんです。
これはやめとこ!
・水はけ悪い
・シロアリ被害
・アスベスト建材
これは悩むところ!
・地中埋設物
・土壌汚染
・雨漏り
・建物傾いている
・擁壁に亀裂
・給排水管から水漏れ
これはいけるかも!
・旧耐震(古い建物)
・環境系(隣人トラブル、墓の隣、事故物件)
・古いのでなんとなく
旧耐震の契約不適合免責
要は古い建物なんで地震に対する自信がない・・・
そんなわけで、いろいろひっくるめて契約不適合免責にしときます。っていう物件もあります。
でも古くても実はそこそこ耐震性のある建物も中にはあります。当時の大工さんが筋交いをしっかり入れといてくれてれば割と耐震性もいい数字が出ることもあります。(まあレアですけどね・・・)
耐震診断と耐震補強
おじいちゃんの家で、耐震補強工事もしっかりした物件。
でも20年前のことで記憶もなくなり、息子が相続し、売却。
建築のことはよくわかんないので、すごく古いし、なんかあるといやだからとりあえず契約不適合免責で売却。
でも購入書類みたら、おや・・・耐震補強工事までしてるやん!
これはあたり物件です。かなりレアですけどね。
ただ注意点は地震はよさそうだけど、シロアリなんかは別途確認は必要です。
環境系の契約不適合免責
隣人トラブルは無理っぽいんですが、隣人が実は高齢でもうすぐ天に召されそう・・・
前居住者がお亡くなりになったけど、室内惨事は処理済で匂いもない。なら外国人なんかは案外気にしない・・・
隙間を狙ってチャンスがないわけじゃないんです。探偵気分で周囲への聞き込みが重要です。
古いからなんとなく免責
ものすごく古いので、ノークレームノーリターンでお願いします。
というパターン。メルカリやヤフオクで見たことあります。これは中古住宅でもあるんです。でも実際は、売却直前までしっかり管理されて大きなダメージがないこともあります。その場合は、ラッキー物件。
どのパターンもきっちり調査をする必要はあります。
意外と大丈夫かも!?
内容によっては攻めてもいい物件です。
結構きわどくて見極めは大変です。
雨漏り
大丈夫っぽい 台風の時に雨漏りかつ雨漏り箇所が想定できるならワントライしてもいい。
アウトっぽい 常にジワジワ雨漏りでどこから漏れてるかわかんない。
建物傾き
大丈夫っぽい ドア窓はとりあえずしまる。外壁基礎に大きなひび割れない。6/1000以内の傾き。
アウトっぽい ドアは閉まらない。パッと見歪んでる。10/1000越えとかは流石に厳しいかも。
擁壁に亀裂
大丈夫っぽい ヘアクラックといわれる細かい亀裂。
アウトっぽい 1センチぐらいパックリひび割れてる。でもひび割れの内容によって補修すれば案外大丈夫かなってのもある。
地中埋設物
大丈夫っぽい 廃材が埋まってます→僅かなコンクリガラと瓦などの陶磁器系廃材。処理費が10万くらいなら大したことない。
アウトっぽい 杭がたくさん残ってる。しかも杭長の長くて古いやつ。
シロアリも似たようなものですが、めくってみないとわからないので、どうしても怖くて買えない。
まとめ
契約不適合免責でも大丈夫なやつもある!
古いからなんとなく系はチェックさえできればお宝!
人が死なないケガしないが超重要!
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