実家でだらけているだけの話
実家に帰省して三日目、私はだらけにだらけている。
もちろん、お墓参りやお盆にまつわるエトセトラはこなしているけれど、私は実家に帰るまで、「時間はいっぱいあるし、自分の事に集中できるぞー!」と思っていいた。
けれど、実際、実家に滞在して三日になるけれど、私の頭は完全にオフモードに切り替わってしまい、全然やる気が出てこない。
あれ?私のやる気は飛行機で飛行中にどこかで落ちてしまったかな?と不思議になるぐらい。
この実家でだらけてしまう現象について、私は考察してみた。
まず一つ目、時間の流れの感覚がない。
一人で生活をしていたら、そろそろお風呂に入らないと、○○時までに寝れないなぁとか、ご飯作らないとなぁとか、体を動かすタイミングを自分で逆算して動けるけれど、実家だとこれがない。
なぜなら、私は今、上げ膳据え膳状態である。
「何かしようか?」「何か手伝おうか?」と聞いても、いつも1人でやっている事の三分の一も仕事がないし、私が動くよりも、母がなんでも先にこなしている。
そんなこんなで、おいしいご飯が出てきて、いつの間にか洗い物も終わってしまっているのである。
二つ目、家族の中のみんなが休みでまったりしている。
常にどこかで誰かが遊んでいたり寝ている状態で、私もそれに引っ張られる。
「後でいいかぁ」と、コーヒー飲みながら動画を見たりゲームをしたり。
私だけ、少しみんなから距離をとって集中する場所にいけば話は済むのだが、私がいない間に何か楽しい事があったらと思うと気が気じゃない。ついついみんながいる場から離れられない。
三つ目、家の匂い。
なんとなく、実家の匂いって落ち着きませんか?
昔から嗅いでいた香りが漂っていて、仏壇からほんのり流れてくるお線香の香りもだらけを増幅させる。
だらだらとくだらない考察を垂れ流してしまったけれど、結論、実家でやる気を出すのは至難の業だという事がわかりました。
なので、今日もだらだらしようと思う。
たまには、思い切り休んでもいいよね。
おやすみなさい。