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どんな人に付いていきたい?リーダーの器について分析してみた

会社に不満はありますか?
という世論調査で、そのうち7割が「不満あり」と答えたという結果を見た。

実際、このアンケートに答えた人って、働いている人の1割にも満たないだろうと思うので、不満を持って働いている人って、ものすごい人数がいるのだろう。

実際、現在派遣で働いている私としても、会社に不満はある。
なんでそんな事になるのか、業務上、文句を言いたくなる時だってある。
モヤモヤしながらも、与えられた仕事をせっせっとこなす日々。

そんな中、今勤めている会社には一ヶ月に1回、社長からのありがたい言葉を聞くというタイミングがある。

私はそのたびに思ってしまう。
「この人はリーダーの器だな」と。

リーダーの器って、どんなものだと思いますか?
恥ずかしながら、色々な職をそれこそ転々としてしまった私。
でもそんな中で、やっぱり長く続いた会社って、リーダーが良かったんですよね。

色々な会社を見てきた、私が分析した「リーダーの器」。
それは、「言葉に熱」があって、働いているスタッフに「希望を配れる人」です。
これ、大事だと思う。

例えば「今期の目標は売上10億です」と、淡々と言われても、全然響かない。響かないどころか、「勝手に頑張れ。私は私の仕事だけをする。別に待遇が良くなるわけじゃないし」と、ひねくれている私は思ってしまうわけですね。
でも、ここに言葉の熱が入ると伝わり方は全然違う。
「前期はみんな頑張ってくれたのに、売り上げは目標のマイナス5億でした。申し訳ない!でも、今作っている製品はみんなが改良を重ねてくれたおかげでとても良いものだと自信を持って言える!俺もどんどん売り込みに行くから、今期は目標を10億にしました!今の製品ならもっと上にいける!だからみんな自信をもって、どんどん上に行こう!」
と言われたら、単純な私は「やってやるか!」と思ってしまうわけですね。

人は、正論では動かないんですよ。
そこを分かっているリーダーは強いと思うし、ついて行ってもいいかなと思ってしまう。
リーダーの器って、そういう事だと思う。

リーダーの器ってだけで、全てが良いわけではないですけどね。
口がとても上手いリーダーもいるし。大物で例をあげると、アドルフ・ヒトラーとかね。
中身を判断するのは、結局は自分。

それでも、リーダーの器を持つ人ってそんなに多くない。
正確に言うと、リーダーの器を持ち続けられる人ってそんなに多くない。

だからそういう人に出会うとつい、付いて行ってみようかなと思ってしまう。
話を聞いてみようかなと思ってしまう。

一ヶ月に1回、社長からのありがたい言葉を聞くという時間が、何気に楽しみな翔英です。

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