あらすじ/アビスの手術(オペ)【ジャンププラス原作大賞応募作品】
ある激しい雨の夜。14歳の少年ハシは、どの医者も匙を投げた病を治せるという、アビスの家の門を叩く。アビスは美しい女性だった。
患者はハシの同級生。アビスの治療は、患者の体を舐めて、憑りついている悪魔を浮かび上がらせ、十字架状のメスで切除するというもの。
アビスの腕前を見たハシは、埋葬された母親を蘇らせてほしいと頼む。死者の蘇生はできないと、アビスは断った。だが、ハシはアビスの家に住み込みねばる。
アビスは、昔亡くなった兄の姿をハシに重ねるようになる。ついに禁忌の術でハシの母を蘇生させた。
その代償は最強の悪魔の召喚。アビスは一人で戦い殺されそうになる。ハシは自ら術を解き、母を死なせアビスを助けた。
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