読書メモ Cabo Delgadoの日本人起業物語を読んで
モザンビークについて早くも2週間が経過し、最初の準備期間ももう終わろうとしてます。
今度の木曜日には引っ越せる手筈が整い、拠点はこれで確保。すばらしい会社に支えられ、住環境は最高なので、あとは仕事をするのみです。
じゃあ仕事は何かというと、弊社らしい新規事業を考え提案せよ!というもので、
?????
な状態であります。
プロフィールにあります通り、日系総合商社に勤めてまして、商材は何でも扱える状態にあります。
その中で、モザンビーク発の新規事業の構築。。。
どの分野で、何を、どういうストーリーを描いて、
かつそれは弊社がやるべきことなのかを考え抜いて。。。
出発点がたくさんありすぎて、手の付け所がわかりません、やばし😭
何ならモザンビークなりアフリカなりに住むことも初めてなので、なにが求められているのかなども全くわからず。。。
ということで、週末は他人の経験から学ぼうともうすがる想いで探しまして、こちらの本に出逢います。
合田さんの起業時のアイデアから現在の構想まで、要点がわかりやすく書かれており、
なおかつ現地で仕事されていることによる言葉の重みもあって、大変参考になりました。
ありきたりかもしれませんが、やはりリアルを知らないとダメだなと思わされます。
Cabo Delgadoはモザンビークの中でも貧しいところで、2017年からはIS系のテロが頻発し、そして2021年には大規模テロによって、モザンビークが一番期待しているこの地域発のLNG開発が中断に追い込まれ、、、
ここまでは新聞情報です。
しかし、新聞から貧しさは知ることはできても、どんな人たちが、どんな生活を送っているかわかりません。それこそ、僕らが持っている常識の範囲内でしか捉えられない。
この本を通して、預金といった考え方すら知らなかったり、お金は簡単に盗まれるから他人を信頼しにくかったりと、え!と思うことがたくさん起こっていることを知りました。
そして、このギャップがビジネスチャンスになるんだろうなぁとも思います。
現場に答えがある
と諸先輩方に教わりますが、この本からより具体的なイメージができました。
自分のミッションを達成するためにも、机上で行き詰まったら、話しを聞けるところはないか、少なくとも同僚と話すことで何かアプローチ方法が見つかったりしないか、
現場を意識して動いていこうと思います。
今日思いついたのは、
農産物のブランド化とそれに伴う収益向上
携帯普及に伴うリサイクルビジネス
貧困層でもできる株取引
といったトピックです。
あくまでアイデア。こういったアイデアを毎日毎日考え、多分他の人がやってるのでそこから課題を知り、また考えたいと思います。
いまは辛いけど、楽しいと思えるようになりたい!
と、最後は自分のメモでした!