Active Directory の新世紀証明書機関幕開けです
AWS Private CA Connector for Active Directory がローンチされました!
AWS には ACM という証明書サービスがあります
SSL/TLS 証明書を Amazon の正式な認証機関から発行しちゃうサービスです
しかも面倒な証明書更新を自動でやってくれたりもします ※ 自動更新のための条件はアリ
これをプライベート証明書向けにもやってるサービスが ACM プライベート CA です
プライベート認証局を導入して プライベート証明書を発行するのだ
OpenSSL コマンドをポチポチ実行する必要はありません
AWS Private CA Connector for Active Directory では Active Directory で使用する証明書のために ACM プライベート CA を使っちゃいます
つまり別途証明書サーバーを構築しなくてよくなるのです
AWS Private CA launches Connector for Active Directory
まぁ まだ 利用機能は限られているみたいですが
そのうち拡がっていくと期待です!
ディレクトリの詳細画面でも居場所ができていますね
では Connector for Active Directory 作って行きたいと思います!
作成はココから
あ その前にセキュリティグループを作っておきます
Active Directory との通信に必要なルールを設定します
TCP/UDP 53 — DNS
TCP/UDP 88 — Kerberos authentication
TCP/UDP 389 — LDAP
TCP/UDP 443 — HTTPS
AWS Private CA Connector for Active Directory のトップページに戻って [コネクタを作成] をクリックして
Active Directory タイプを選択
ディレクトリを選択
セキュリティグループは先ほど作成したのを選択します
そしてプライベート CA を選択
これだけです
コネクタが作成されて行きます
テンプレートもイロイロ用意されてますねー
バージョンや
互換性
コネクタが作成されるとディレクトリの詳細ページでも登録されたことが確認できます
では確認しましょう
ドメインコントローラーの証明書ツールは AD ドメインに参加した EC2 などから確認できます
PowerShell などで MMC を実行してコンソールを起動してスナップインを追加します
コンピューターアカウントを選択して
ドメインコントローラーのコンピューターを指定します
証明書が発行されていました!
というわけで AWS Private CA Connector for Active Directory 作ってみました
今後に期待です!