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Web3の伝え方 #004 ゴール設定で上手くいく?

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NFT発行を「ゴール」に

前回の #003 では、「ウォレットをとりあえず入れてもらう」 ところを書きました。

しかし、「入れたけど、これは何をするためのものなのか?」 という状態のままでは続きません。

そこで、「NFTを発行する」 という ゴールを先に提示 しました。
ウォレットアプリを入れた生徒たちに対して、「最終的にNFTを発行するよ!」 と伝えたのです。


とはいえすぐには発行しなかった

実は、最初に 「NFTを発行しよう!」 と言っておきながら、すぐには発行しませんでした。

その理由は、2つ あります👇

1️⃣ 発行手続きが当時はかなり手間だったから
 → すぐにやるにはハードルが高い状態だったため

2️⃣ 大学入試などで話せる「体験」として深めたかったから
 → 「とりあえず発行しました」より、「学びながら発行した」の方が価値がある

つまり、NFTを発行するというゴールを示しつつ、そこにたどり着く過程を大事にした とも言えますね。


「せっかくなら学んでから発行しよう」

生徒たちには、こんな問いかけをしました👇

👩‍🏫 「せっかくだから、学んでから発行しない?」

生徒たちは 「?」 という顔をしていましたが、
「どうせなら、知ったうえで発行した方が価値があるよ」 と伝えたことで、自然と学ぶ流れになりました。


Web3の専門用語のオンパレード…どう伝えたか?

ウォレットを作った生徒たち。NFT発行というゴールを定め、学ぶ準備もOK!

とはいえ、、、です。Web3という分野を学ぶに際して、 「NFT?ブロックチェーン?トークン?なにそれ?」という状態になるのが常人です。

僕も当然 「この単語、どこから説明しよう?」 と思いましたが、「デジタルテクノロジー図鑑」を参考に、いわば教科書のように用いて、必要な部分のみ、噛み砕いて説明する事にしました。
※オススメ書です!!

特に気にかけて考えていたのは👇

「この単語、どんな順番で学ぶとわかりやすいか?」 を整理
「Web3とは何か?」をシンプルに伝える
「最低限これだけ伝えよう!」と厳選する

そんなこんなで、「伝え方の方向性」も定まり、「NFTを発行するためのWeb3勉強会」が始まりました。


生徒の反応&学ぶモチベーションをどう維持したか?

最初のアナウンスで 20人 いた生徒たちも、最終的には 7人 になりました。
ただ、それは 「興味がある人だけが残る」という自然な流れ だったと考えています。

📌 「NFTを発行したいけど、よくわからない!」
📌 「でも、どうせなら理解してから発行したい!」

こうした 「自分ごと」になる状態 を作れたことがポイントだったんじゃないかなと思います。

伝え方のポイント(まとめ)

ゴールを先に提示して、学ぶ理由を作る
最初にすべて説明しない!「知りたい」と思う流れを作る
専門用語は厳選!「必要なことだけ」
「せっかくだし学んでみよう」と誘導する


次回:「NFT発行へ向けて、どの単語をどう伝えたか?」

生徒たちは 「NFTを発行する」 という流れになりましたが、
当然、まだ 「何も知らない」 という状態からのスタートです。

👉 そこで、 #005〜 は、僕がどの単語をどのように伝えたのか? を紹介していきます!お楽しみに!!

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