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Web3の伝え方 #003 ウォレットを説明せずに入れさせた話

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前回のおさらい:Web3を伝えるには?

#002では、「興味がありそうな人を見つけて話す」 という伝え方を紹介しました。
・Web3は難しい概念だからこそ、身近なものに例える
・興味がありそうな人を見つけて、そこから話し始める
・「NFTの高額取引」のような驚きを最初に伝える

👉 そして、次に 「ウォレット」 の話に進むわけですが…
実は、ここで 僕は詳しく説明していません。

「アプリのひとつ」として とりあえず入れてもらった のです。


ウォレットとは何か?

ほとんどの場合、「何か?」から説明がなされますが、僕は実際に 生徒にはほとんど説明せずにウォレットを入れてもらいました。

もちろん、対象者に合わせて説明する自信はあります。
※ご興味ある方は、「Web3 ウォレット」とお調べください

でも、だからこそ、説明は不要だと判断したのです


なぜ説明せずに入れてもらえたのか?

実際の流れとしては、、、

👩‍🏫 僕:「Web3を体験するために必要なアプリがあるから、とりあえず入れて!」
👩‍🎓 生徒:「🦊のやつですか?」
👩‍🏫 僕:「そうそれそれ」

はい、これだけです(笑)
※入れたアプリはメタマスクというやつです

これ、もし 関係の浅い人から言われたら怪しさMAX ですよね?

でも、学校の先生なら…
📌 「とりあえずアプリ入れて」生徒は素直に入れてくれる
📌 「使うのは後で説明するから」とりあえず言われた通りにする

疑うことや不思議に思うことは大切です。教員だからその重要性、よくわかってます。

ただ、「ここは疑わなくていいところ」と伝える事ができるのも、教員です。

生徒にとって、僕は 「怪しいWeb3おじさん」ではなく、「信頼できる学校の先生」 だからこそ、スムーズに導入できたと考えています。


ウォレットの説明を最小限にした理由

🔹 余計な情報は入れない
私見ですが、Web3を伝えるとき、 「全部理解してから始めよう」 と思うと進まないんですよね。

たとえば、こんなことを最初から言ったらどうなるでしょう?
👎 「ウォレットはブロックチェーン上で公開鍵と秘密鍵を管理していて…」
👎 「12個の英単語が出てくるから、それをメモして…」
👎 「これをなくしたら二度と復元できなくて…」

生徒:「?????」(スン)

こうなるのがオチです🤣

なので、僕が伝えたのは これだけ👇

📌 「12個の英単語が出てくるけど、とりあえず入力したらOK押して進んで」
📌 「無くしたら詰むけど、今お金は扱わないから気にしなくていい」
📌 「面倒くさいけど、それがセキュリティだと思って」


Web3は「まず触れる」ことが大事

Web3を伝えるとき、
「まず体験してみる」
これが一番の近道だと思ってます。

考えてみてください。
📌 LINEって、最初に「技術的な仕組み」を知ってから始めましたか?
📌 YouTubeを、テレビ放送との違いを学んでから見始めましたか?

👉 そんなことしないですよね。

新しいものというのは、まずは 「触る」→「使ってみる」 → その後に 「仕組みや違いを知る」 の流れで十分だと思っています。
だからこそ、最初は 「アプリのひとつ」としてウォレットを入れてもらった のです。


ウォレットを入れた後、生徒の反応は?

はい、特になし。(笑)

でも、それでいいんです。

📌 「とりあえず入れた」「何かできるらしい」「じゃあ使ってみるか」
この流れが 「Web3の入り口」 だと思っています。


伝え方のポイント(まとめ)

「技術の説明」は最小限にする!
「まずは触ってみる」→「あとで知る」の流れを作る!
「教員・生徒の関係だからできたこと」に気づく!
「疑われる状況」で伝えるのは難しい!

読者の皆さんが教員でない場合は、親子関係の相手や、親友同士など。信頼できる方ならきっとウォレットアプリくらいは入れてくれる、、、はず(笑)


次回:「ウォレットを入れた後、どう伝えたか?」

生徒たちは 「ウォレットを入れた」「でも、使い方はわからない」 という状態。

じゃあ、ここから どうやって「Web3的な世界観」に繋げたのか?
次回は 「ウォレットを使うタイミングをどう作ったか?」 を話します!

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