
Web3の伝え方 #011「NFTによる学習証明」
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成績表や卒業証書を個人管理に
「学びの証明」といえば、成績表や卒業証書ですね。
でも、デジタル社会になって問題点も浮き彫りになってきています。
📌 成績表・卒業証書の問題点
✅ 紛失すると面倒(再発行の手続きが大変)
✅ 改ざんのリスクがある(偽造される可能性もある)
✅ 提出に時間がかかる(紙の書類を郵送…)
さらに、基本的に「学校で学んだことしか証明されない」ですよね。
YouTubeで英語を勉強しても、プログラミングのオンライン講座を修了しても、それを「学びの証明」として使うのは難しいです。
ですが、「この生徒はこんなスキルを持ってますよ」という証明を学校が行う事ができれば、、、面白いと思いませんか?
ここで登場するのが NFT です。
NFTで学びを証明する?
NFTの一つの特徴である「改ざんできないデジタル証明」 という所に注目します。
例えば、こんなことができるようになるかもしれません。
✅ 「〇〇検定□級合格」→ 一生消えない、原本証明不要
✅ 「英語スピーチコンテスト参加証」→ 調査書に載せて、進学先などが確認
✅ 「ボランティア活動証明」→ 大学の推薦や就職活動でも評価される
「アナログで良いじゃん」って、思いましたか?
いやいやいやいや!!!
現職教員なので言わせていただきます
めっっっっっっっっちゃくちゃ楽で、かつ事故も防げます!!
手間減、信用増。最高ですよ
実際にNFTを証書として発行している大学 も出てきていますし。
千葉工大さんは先駆けすぎてもう3年前の記事ですが、、、
この流れが進めば、日本でも紙の証明書からデジタル証明へ 移行する日が来るかもしれません。(はよっ!!)
証明の仕組みが変わると、何ができる?
また、NFTで学びを証明できるようになると、今までできなかったことが可能になります。
📌 例えば、、、
✅ 転校しても、成績データがそのまま引き継げる!
✅ 学校の外で学んだこと(プログラミング、動画編集、ボランティアなど)も証明できる!
✅ 大学や企業の入試・採用で「スキル証明」がすぐに提出できる!
特に、「学校の外の学びを証明できる」というのは大きいですね。
これまで「プログラミングを独学で学んだ」と言っても、証明するのは難しかったですが、NFTで「学習記録」が残せるなら、企業側も「この人はちゃんと勉強している!」と評価しやすくなります。
※学校側が発行することで、信用が担保される算段です。それをシステム化されている所も既に、、、
生徒のプログラミング能力検定の合格を、NFTとしてラーニングエコシステムに記録することをプログラミング能力検定協会から許可いただきました㊗️ これにより、学習履歴だけでなく、ボランティア活動やアートなど多様な課外活動の記録も、子ども達自身で一元管理できる可能性が広がってきました❤️🔥 pic.twitter.com/HbT8iFSfcC
— Learning Ecosystem📖♻️ (@hajimeyamaya) December 14, 2024
「何を学び、どんなスキルがあるのか?」を簡単に証明する時代 になっていくのかもしれません。
NFT証明をどう伝える? ワクワクする伝え方
NFTの話をすると、「難しそう…」と思われがちです。
だからこそ、伝え方が重要になります。(僕の投稿の主旨!!!!!)
一案に過ぎませんが、こんな風に紹介してみると良いのではないでしょうか
✅ 「学びの履歴が、デジタルのスタンプカードみたいに記録される!」
→ スタンプをためるように、学習証明をNFTで蓄積できるイメージです。
✅ 「卒業証書や資格証明が、デジタルでずっと残る!」
→ 紛失や改ざんの心配がなく、ずっと持っていられる安心感を伝えられます。
✅ 「転校しても、ゲームのセーブデータみたいに持ち運べる!」
→ 若い世代には、ゲームの仕組みになぞらえると伝わりやすいようです。
NFTの技術の話ではなく、「これがあったら、こんなことができる!」 と伝えると、ワクワク感が生まれるんじゃないかな、と思っています。
伝え方のポイント(まとめ)
✅ 「成績表や資格のデジタル化」は、便利な未来を想像させると伝わりやすい!
✅ 「NFTで学びを証明する」と言うより、「学びのスタンプカード」と説明すると分かりやすい!
✅ 「技術の話」ではなく、「これを使うとどんなことが可能になるのか?」を強調する!
次回:「新しい学び方の可能性」へ!
NFTで学びが証明できると他にも可能性が出てきます。
その一つが「学び方」。
次回は、「新しい学び方」について考えていきます!
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