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テキサスBBQ食べある記 - Burns Original BBQ

アメリカ有数の大都市ヒューストン。この街はなんとなく苦手だ。 前回滞在した時は、夜遅くに宿泊先へ戻る途中で遭遇したチンピラが、隠し持っていた拳銃をチラ見せしてきた。そしてその直後、車の運転中に、暴走族が信号を無視して猛烈なスピードで一般道をレースしている中に巻き込まれ、死ぬほど怖い思いをした。 そんな思い出のあるヒューストンに、久しぶりに来てみた。仕事と読書に没頭したくて、オースティンをしばらく離れることに。日本で生活していたら、栃木か箱根あたりの温泉宿にでも泊まり込

    • テキサスBBQ食べある記 - Cooper's Old Time Pit Bar-B-Que

      「また近いうちに会おう」と言ったものの、あっと言う間に何ヶ月も経つなんてことはよくある。ブルガリア出身のBと4月に会って以来、いつの間にか9月になっていた。 久しぶりに会う予定を立てたついでに、せっかくだから軽くドライブに行くことに。行き先はオースティンから1時間半離れたLlanoという田舎町。町の名前は英語読みだと「ラノ」、スペイン語読みすると「ヤノ」になるのだけど、どう読むのが正しいのか分からない。周りのテキサス人に聞いても誰も知らないようで、ラノ派もヤノ派もいるよ

      • 映画「クレイジー・リッチ!(Crazy Rich Asians)」を観て

        テレビドラマや映画にはけっこう疎い。 理由はいくつかあるのだけど、その一つが「欧米の作品、とくにハリウッド映画に出てくるアジア人やアジア文化の描写」があまりにも陳腐で、10代のうちにウンザリしてしまったというもの。(ここでは便宜上、主に東アジア系、黄色人種と呼ばれる人たちを「アジア人」として呼んでいます)。 アジア人はいつも滑稽だったり珍奇な仕草で笑いを取る役。 アジア人男性はお勉強やカンフーはできるけどリーダーシップはなくてセックスもいかにも下手くそそう。アジア人女性

        • テキサス最南端のビーチ

          週末にテキサス最南端の町、ブラウンズビルに行ってきた。 全米でもブラウンズビルでしか食べられないお肉を満喫することと、無性に海で泳ぎたかったのでそれをやるために、テキサスのほぼ中央に位置するオースティンから車をすっ飛ばすこと5時間強。 テキサスとメキシコの境は全長2018km。リオ・グランデと呼ばれる川がこの境目の役割を果たしていて、ブラウンズビルの東からメキシコ湾に流れ出ている。 今回行った浜はこのリオ・グランデ河口に隣接するボカ・チカ・ビーチ。 ボカ・チカの北には

        • テキサスBBQ食べある記 - Burns Original BBQ

        • テキサスBBQ食べある記 - Cooper's Old Time Pit Bar-B-Que

        • 映画「クレイジー・リッチ!(Crazy Rich Asians)」を観て

        • テキサス最南端のビーチ

          なぜ「書く」ことを躊躇してしまうのか

          自分は言葉の使い方が下手だと思うことがよくある。 じゃあどうすれば上達するかというと、とにかく読む。とにかく聞く。とにかく話す。とにかく書く。そうすればいい。 使わなきゃ上達しない。 聞くを徹底することは自分にとって簡単だった。自分が聞き上手かどうかは知らない(ただし聞き上手だと思ってくれている友人は何人かいる)が、人の話や想い、考えている事などを聞くのは好きだ。 話すことは嫌いではない。内向的で社交の場が苦手な代わり、サシで飲みに行ったりするのはとても楽しいし、そう

          なぜ「書く」ことを躊躇してしまうのか

          オシッコを持ち歩く農家

          おととい、医薬品のR&Dを行う会社に勤めてる友人のA君とご飯食べに行った時のこと。こんな質問された。 「そういえば、君も野菜育ててるんだよね?畑に小便ぶっかけてるの?」 あまりにも唐突で、「???」としか言いようがなかった。 なんで急にそんなことを気にするのか聞いてみたら、先日、仕事の研修の参加者の中に黄色い液体の入ったペットボトルを持ち歩いている人がいたとのこと。 A君がまさかと思いつつ問いただしたところ、案の定、その人は自分の小便を入れていたのだとか。 そんなも

          オシッコを持ち歩く農家

          アメリカの農業における、外国人労働者という強み

          今夏はテキサス州オースティン近辺にある、とある有機野菜の生産・販売会社で農作業の手伝いをさせてもらってます。 農場の面積は200エーカー(約80ha)で、作付面積はその半分くらいの広大な土地。日々のオペレーションは、移植、除草、収穫などの野外作業をラテンアメリカ系の労働者が担い、グリーンハウスや倉庫周りの作業を社員やボランティアが担当する形。 俺は週に2〜3回来て、苗床の準備や播種、苗の生育管理をお手伝い。たまには収穫した野菜の洗浄やパッキング作業も。苗床に使う石灰、コン

          アメリカの農業における、外国人労働者という強み