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【800字エッセイ】丁寧な暮らし

あたくし、オジおばさんは面倒くさがりだ。
無駄なことが嫌いとも言える。

例えば仕事では、ある程度処理するものが溜まったところで一気に片付ける。
家でも、ある程度洗い物が溜まった時点で一気に洗う。洗濯物は乾燥機から出してそのまま放っておく。ある程度の山になったら畳んでしまう。

でも最近、溜まった洗い物を見るたびに、山になった服達を見るたびに、
「溜まってるなぁ…洗うの面倒だなぁ、畳むの面倒だなぁ」
というストレスを感じていることに気がついたのだ。

そこで「丁寧な暮らし」と題して、以下を実践し始めた。
①使ったものはすぐに使った場所に戻す
②洗い物はその日のうちに終える
③洗濯物が乾いたらすぐに畳んで仕舞う
④ベッドメイクをする

これだけで気分が晴れやかになっていく。
綺麗な状態、生活感があまりない部屋はストレスを和らげるのかもしれない。

実践している「丁寧な暮らし」のふたつ目。身だしなみを整える。
①化粧水、クリームで肌の手入れをする
②日焼け止め、トーンアップベースメイクをする
③眉を整える
④鼻筋を通すメイクをする
⑤カラーリップを塗る
⑥あるブランドの魔法の粉を顔に振りかける
⑦今日のコーデをインスタストーリーにUP

身だしなみを整えるだけでやはり背筋は伸びるものだ。

街中でも気をつけていることがある。

それは絶対に「店員さんにありがとう」と言うことだ。偽善ぽく聞こえるかもしれないが、誰に対してでも感謝の気持ちは忘れてはならい。

しかしながらですよ、この「丁寧な暮らし」を極めすぎると、「やることリスト」みたいなってきて逆にストレスになるのですよ。

何事もバランスが重要。

オジおばさんはのんびりと「丁寧な暮らし」を家で実践して、友達との待ち合わせにギリギリになり、さらに忘れ物をした。
結局ドタバタ生活は続いているのであるが、意識だけは変えていこうと思う。

ドジっ子オジおばさん、てへ

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