5大事務所の73期採用数(暫定版)
73期司法修習生の弁護士一斉登録が終わったとのことで調べてみました。
5大の73期採用総数は210名
上記調査方法にて各事務所の内訳は(多分)以下の通り。(参考までに12月18日検索時点の日弁連登録上の事務所弁護士数も付記)
西村あさひ 48名(627名)
アンダーソン・毛利・友常 37名(511名)
長島・大野・常松 48名(511名)
森・濱田松本 35名(489名)
TMI総合 42名(492名)
合計 210名
トピックとしては以下あたりでしょうか。
・(日本法弁護士数においては)NAが600人突破
・(日本法弁護士数においては)NOTがAMTに追いついた、両所とも500人突破
・新卒の採用人数が64期以降初めて前年を下回った
今回の調査は↓の日弁連の生データを集計できていないので、正しい情報は追々各事務所の公表を待ちたいと思います。
弁護士資格があれば
弁護士資格があれば、上記のようなクソめんど……地道な作業をしなくても、日弁連HPの上部にある「会員専用」ボタンからログインして上記の弁護士検索ページにいくと「全会員ダウンロード」という素敵なボタンがあり、しかもエクスポートされたデータには表にはない修習期情報まで載っているという、有資格者ならではの夢のような技があるのでおススメです。
月1くらいでエクスポートしておくと、各事務所・企業の弁護士所属状況の推移や、どの弁護士がいつどこへ動いたなどが分かります。(誰か代わりにやってほし……一緒にデータ調べてほしい)
このnoteをご覧になったそこゆく弁護士の方、ぜひ日弁連HPからダウンロードして73期の各事務所の人数を検証してみてください。僕も公式な人数が知りたいです。
おまけ
ついでに、恐らく73期の最多新人弁護士採用数はベリーベストの62名。5大でここに届かないのだから、さすがにこれを上回る事務所はないでしょう。
さらに付け加えるなら、2010年以降最も(日本法弁護士数においては)弁護士数を伸ばしたのは、去年までTMIだったんですが今回の73期登録のタイミングでベリーベストが1位になりました。
2010年創業から現在までで所属弁護士数は286名。(日弁連弁護士検索ページ 2021年12月18日付検索時点)
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