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水の惑星が永遠に美しいまま続くことを祈って

 今年の夏の暑さは異常だ。同じことを昨年も一昨年も感じた。ということは、来年以降の夏はどんどん暑くなっていくのだろう。
 自宅を留守にしていても、エアコンをOFFにすることができないのは今年が初めてだ。暑すぎて海やプールに行く気にもならない。太陽の下を歩いているだけで、暑さで肌が痛いのも初めてだ。今年の夏に購入した水分補給用のペットボトルの量は半端ではない。 

 宇宙から見た地球は青く輝き、「水の惑星」と呼ばれている。実際、地球の表面の3分の2は水で覆われていて、およそ14億立方キロメートルの水があると言われている。しかし、その大部分は海水であり、淡水はわずか2.5%程度に過ぎない。また、この淡水の大部分は南極や北極地域などの氷や氷河として存在しているため、地下水や河川、湖沼などの水として存在する淡水の量は地球全体の水の約0.8%に過ぎず、さらにこの大部分は地下水であるため、河川や湖沼などの人が利用しやすい状態で存在する水に限ると、その量は約0.01%(10万k㎥)でしかない。
 「水の惑星」とも呼ばれる地球だが、このように実際に使うことができる水の量は意外と少ない。水は私たち生きていく上で欠かせないものであり、世界各地では水資源に関する様々な問題が起こっている。
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