終末時計が残り90秒に…
終末時計(Doomsday Clock)とは、米国の原子力科学者会報(Bulletin of the Atomic Scientists)が定期的に発表しているもの、核戦争などによる人類の終末を午前0時とし、その終末までの残り時間を「あと何分何秒」という形で示されている。終末時計が最初に発表された1947年当初は、核兵器の脅威を念頭に終末時計が決められていたのだが、2007年からは気候変動の脅威も含み終末時計が決められるようになった。
終末時計の時間は当初、原子力科学者会報の編集者 ユージン・ラヴィノビッチが決めていた。国際的な軍縮運動の中心的存在であったラヴィノビッチ氏は、各国の科学者や専門家との議論に基づいて時間を決めていたそうだ。ラヴィノビッチ氏の死後は、原子力科学者会報委員会がその役割を担っている。
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