いまおすすめの国内ドラマ
日本に緊急事態宣言が発令されて、早2週間が過ぎようとしています。私は、英語の勉強がてら、洋画や洋楽を積極的に見るようにしてます。実は今まで、国内ドラマや邦楽を見たり聞いたりすることが多かったのですが、海外で生活してみて、日本以外の人は、かなり洋楽や洋画の知識があるな。という反省から、積極的に見るようにしています。
ただ、今までかなり沢山の国内ドラマを見てきたので、ぜひ今の時期に見ていただきたいドラマをご紹介します。
1.女王の教室
舞台は小学校6年生の一年間の記録で、担任である天海祐希さんが、生徒たちを表面的にはいじめながらも、今後生きていくのに必要なスキルを身につけさせ、成長していくと言う物語です。私も実は教員になりたかった事もあったのですが、終盤で天海さん演じるマヤに「なぜ、教師を続けるのですか」と聞かれると、「教育は奇跡を起こせるからです。子供達は成長していく中で、私達が予想する以上に素晴らしい奇跡を起こします。」と、教員としてのやりがいを語ります。実際に私も新入社員の教育担当をすることがあったのですが、すべてマリオネットの様に操るのではなく、自分で考えさせ、行動させるようにこの言葉から心がけるようにしました。
少し製作されたのが古いので、同じ脚本家である 遊川和彦さんの作品で「ハケン占い師アタル」という作品は少し現代社会に近づいていると思うので、そちらも良ければ参考にしていただければ・・・。
2.リアルクローズ
売り上げが減少する百貨店を舞台に、今までファッションに興味が無かった女性が、一人の上司を通して成長していく話。ところどころにこの黒木瞳さんの格言がちりばめられていて、一人の働く社会人として、必要なことをおっしゃいます。沢山印象に残っている言葉はあるのですが、トップ3を言うと「悔しいと思えることは、自分が前に進めている証拠」「みんなが一斉に同じ方向を歩いているときに、なんか違うなって感じたら、反対方向を歩き出す勇気をもつこと」「これからも思う存分悩み続けなさい。悩む力がある人は、いつか自信を手に入れられる。」
私も小売店で働いていたので、売り場を作るまで、どれだけ大変かは重々理解してます。その中で、やはり迷いや不安はやはりありました。そんな時、いつも繰り返しみるようにし、自分を鼓舞していた作品です。
3.ファーストクラスシリーズ
主演の方が事件を起こしてしまったので、なかなか再放送は難しいとは思います。シリーズ1はファッション雑誌、シーズン2はファッションブランドが舞台です。主人公が成長していく中で、困難・いじめなどを受けながらも一人の女性と成長する話。どちらの作品も一番のメッセージは「命がけで仕事に取り組むこと」。編集長が初回で言い放つのは「ここに仲間はいない。信じられるのは自分だけ」だけれどもここで言いたかったのは「一人で仕事が完結できるようになって、初めて本当の仲間に出会えて、お互いに助け合える」ということだと、私は解釈しています。
この3本に共通するのは、怖い上下関係があること。でも、上司や先生たちも、人に愛があるからこそ、相手に厳しくしているのです。しかも、上司たちも昔は新人で、主人公のように始めは上手くいかなかった苦い経験をみんな持っています。
自分も先の将来、まだまだ新人になる生活が待っています。そんな時には、これらの作品をまた見ることになるでしょう。皆さんもぜひこの機会にご覧ください。
SHOTA