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【初心者必見】最初に覚えるべき「カメラの3要素」を完全解説!

こんにちは。ShotaMantaです。
本記事では、初心者の方が最初に覚えるべき「カメラの3要素」を完全解説します。

この記事さえ読めば、カメラの基礎はバッチリです。ぜひ、最後まで読んでみてください。


カメラのイメージ

早速ですが、「カメラ」と聞くと、みなさんはどのようなイメージを持ちますか?

  • 興味はあるけど、専門用語が多くて難しそう。

  • そもそも、携帯のカメラとの違いがよく分からない。

  • 基礎知識もないから、高価なカメラには手を出せない。

私自身も、カメラに対して「なんとなくだけど難しそう」というイメージを勝手に持っていました。

安心してください。みなさんのイメージは間違っていません
カメラの世界は専門用語が多く、ほとんどの人は普通の写真すら上手く撮影できないでしょう。

結論からお話すると、カメラの上達のためには基礎の習得が必要不可欠です。

本記事は、初心者の方向けにカメラの基礎を紹介しています。
みなさんがカメラに興味を持つきっかけになれば幸いです。

カメラの仕組みとは

そもそも、カメラとはどのような技術なのでしょうか。

簡単に説明すると「光を利用して画像を記録する」装置と言われています。
イメージしやすいのは、「人間の目」です。

カメラは、レンズ(目)を通して入ってきた光を、センサー(網膜)で受け止めて画像として記録します。
私たちが見ている光景と同じ原理で、カメラはその瞬間を画像として切り取るのです。

では、カメラを使いこなすうえで最も大切なことは何か。
それは「光の理解」です。

カメラは、人間の目と同じように、光を取り込んで画像を記録します。
つまり、私たちが暗闇で何も見えないのと同じように、そこに光がなければ写真も撮影することはできません。

当たり前のことのように聞こえますが、私はカメラの上達には「光の理解」が最も重要だと考えています。

そんな「」を左右する要素こそが、初心者の方がまず押さえるべき「カメラの3要素」です。

カメラの3要素

絞り

  • 絞りカメラのレンズの中にある穴の大きさを調整する機能のこと。穴の大きさを調整することで通過する光量を調整する。

  • 単位:絞りの値は「F値」と呼ばれ、一般的に以下のような数値で示される。

    例 :F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16

  • 効果:絞り(F値)は光量の調節以外にも、ボケ感に大きく関係している。

    F値が小さい場合:F値が小さいほど、背景がぼやけやすくなる。ポートレート撮影などで人物や被写体を引き立たせたい場合に効果的。

    F値が大きい場合:F値が大きいほど、ボケ感がなくなり、はっきりとした表現になる。風景写真などで全体をくっきりと写したい場合に効果的。

いかがでしょうか。
絞りは、カメラを扱う上で最重要の要素です。

初心者の方は、まず以下のような使い分けを覚えると良いでしょう。

  • ポートレート撮影:F1.4〜F2.8

  • スナップ写真:F4〜F5.6

  • 風景写真:F8〜F11

※上記はあくまでも目安であり、撮影状況や表現したい効果によって適切な絞り値は変わってきます。

シャッタースピード

  • シャッタースピードセンサーに光を当てる時間を制御する機能のこと。

  • 単位:一般的に以下のような数値で示される。

    例 :1/250秒、1/125秒、1/60秒、1/30秒、1/15秒、1秒、30秒

  • 効果:シャッタースピードの効果は主に以下の2つ。

    動きの表現 :速いシャッタースピードは動きを止めて撮影でき、遅いシャッタースピードは被写体の動きを流れるように表現できる。

    明るさの調整:シャッタースピードを遅くすると多くの光を取り込め、速くすると光の量が制限される。

初心者の方は、まず以下のような使い分けを覚えると良いでしょう。

  • スポーツ撮影:1/1000秒以上

  • 人物スナップ:1/125秒〜1/250秒

  • 風景写真:1/60秒〜1/125秒

  • 夜間撮影(手持ち):1/20秒〜1/60秒

  • 夜景・光跡:1秒以上(三脚推奨)

※上記はあくまでも目安であり、撮影状況や表現したい効果によって適切なシャッタースピードは変わってきます。

ISO感度

  • ISO感度センサーの光に対する感度を調整する機能のこと。どの程度弱い光を記録するか数値を用いて調整する。

  • 単位:一般的に以下のような数値で示される。

    例 :ISO100、ISO200、ISO800、ISO1600、ISO3200、ISO6400、ISO12800

  • 効果:ISO感度の効果はほとんどが、明るさの調整に関係する。

    明るさの調整:ISO感度の数値が、大きいほど光に対する感度が高くなり、小さいほど感度が低くなる。

  • 注意点ISO感度の数値が大きいほど、ノイズが乗りやすくなる。無理して数値を上げてしまうと、ザラザラした質感の写真に。

初心者の方は、以下のような使い分けを覚えると良いでしょう:

  • 晴れた日の屋外撮影:ISO100〜ISO400

  • 曇りや室内撮影:ISO800〜ISO1600

  • 夕暮れや暗い室内:ISO3200〜ISO12800

ただし実際には、撮影する度にISO感度を調整している人は少ないでしょう。ISO感度に関しては、ISOオートを設定(推奨ISO100〜6400)すれば、カメラ側が自動で設定してくれます

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回紹介した「カメラの3要素」は、今後カメラに力を入れていく方にとっては、必須項目です。逆に言えば、この3要素こそマスターすれば、ある程度の写真撮影が可能です。

ただ、1つ落とし穴があります。

それは、各要素を別々に考えることです。

確かに、「カメラの3要素」はそれぞれ役割を持っています。

しかし最終的には、すべての要素が調和して初めて「最高の写真」が出来上がります。

本記事の目標は、「カメラの3要素」を理解することでした。今後は、それをどう活用していくかにフォーカスを置いた記事も紹介していきます。

もし、他にも分からない点や扱ってほしいテーマ等がありましたらお気軽にコメントをいただければと思います。

本記事は以上です。ご覧いただき、誠にありがとうございました。




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